はいさい、
とうとう今季一の寒さのタイミングで冬用寝袋が届きませんでした・・・。
もしかして来年まで使いどころないのでは・・・。
ということで今回は「辺戸岬周遊」のスキンダイビングのログです!!
昨年からHitoikiさんと話していたコース。
年始早々潜りに行けるとは・・・。今年は海況と天気に恵まれています。
辺戸岬に来るとなると早起きになるので、それは辛いなと思っていたのですが、乗り合いでOKをもらったので遥々潜りに来ました。
6㎞なのでめちゃくちゃ長いわけではないですが、流れがあるので宇佐浜までどのくらいかかるかは未知数。今回潜った中で面白い場所を見つけたら今度はスキューバで行く作戦。その下見も兼ねて潜って参ります。
出発は茅打バンタから。
辺戸岬周辺は年始にも潜りに行きましたが、茅打バンタは昨年の10月以来。
スキンで入るのはいつ振りでしょうか。
波高1.1mの南東の風。
小潮の満潮11:05です。
9時集合のエントリーは10時前。
朝の穏やかな海。
小潮とは言え、間違いなく流れる辺戸岬。
ほとんどが初めてのエリアなので楽しみですね!!
バディはHitoikiの佳樹さんとKさん。
よろしくお願いします!!
透明度は良好。
早速カマスの群がお出迎え。
グランブルーで泳いでいてめちゃくちゃ気持ち良いです。
辺戸岬周辺はクジラの通り道でもあるので、密かにそれも狙っています。
宇佐浜まで6㎞。それだけ泳げば、1度くらい見れないかな。
茅打バンタを下から眺めます。
なんかここも降りて行けるらしいですが、ちょっとリスクしかないですよね・・・。
改めてバディの佳樹さんとKさん。
一緒に潜りに行くのは昨年の南部の遠泳(具志川城~北名城ビーチ)以来です。
Kさんは当ブログ初登場。
よろしくお願いします!!
茅打バンタの先端までやって来ました。
ここからいよいよ断崖絶壁の横を泳いで行きます。
ここから長いですから。体力を温存しながら、クジラも探しながら進みます。
早速カメが登場。
逃げ足が速いので遠目から。
「ギンユゴイ」の巣。
ギンユゴイが岩の隙間に密集。
コロナ禍は見れなかった景色。知らんけど。
以前潜った時も同じようにいたそうです。
撮っていると筋肉の音が聞こえていました。
「カマストガリザメ」も登場!!
ここから少し進むと釣り人が居ました。
かなり近くまで寄ってきて、こちらに翻った時はさすがに怖かったな・・・。
ここまで近くに来てくれるのは大学の時、辺戸岬で見て以来です。
サメと戯れた後、次は「宜名真海底鍾乳洞」まで泳ぎます。
サメのエリアからは500mくらいだったかな。
ここまではフォローの流れでラクチンです。
ドームの手前までやって来ました。
ここでアクシデント発生。
ロングフィンのブレードが取れてしまいました。
佳樹さんは前週もフィンのブレードが取れ、これは予備のものを使っていたとのこと。
まさかそれも取れちゃうとは・・・。
しかも辺戸岬の、目的地の半分も進んでいないところで・・・。
留め具も紛失してしまっていたため、ロープを切って代用。
残り4㎞も張り切っていきましょう!!
ドームの近くには海蝕洞がり、そちらも見どころになります。
内地の海で泳いでいた時はこんな感じの場所を巡りながらひたすら泳いでいました。
またバディを連れて泳ぎに行きたいな・・・。
辺戸ドームの入口。
久しぶりの景色。
実は昨年、1度ビーチエントリーで鍾乳洞まで泳ぎに来ました。
タンクを背負って崖を降り、水面移動。
動画や詳細は出していませんが、変に突かれるのも面倒なので・・・。
灯台下までやって来ました。
ここも1度エントリーしていますが、過去一辛かったエントリーでした・・・。
その時に比べるとダイビングの体力は向上しているのですが、またタンクを背負って崖や脚立を降りて、剣山の様な地形を歩くのはちょっと・・・。
相当の見どころがあればよいのですが、それはこの後見る「二神岩」の景色を見てから決めるとしましょう。
小潮の潮止まり付近でほぼ流れなく快適。
灯台下からエントリーしたときは北方向への流れが速すぎたためここまで来ず。
灯台下から100mほどで着く場所ですが、行きは良くても帰って来れる自信がなかったので・・・。
二神岩の付近ではテングハギの群れ。
ここまで群れているのは、ビーチから見たとこないかも。
秘境の景色ですね。
カスミチョウチョウオも群れ群れ。
間違いなく「具志川城」のカスミポイントよりも多いです。
行きやすさでは具志川の方に軍配。
さらにグルクンも群れ群れ。
固まって、しかも近くまで寄ってきてくれました。
細い魚なので数個体では写りもしませんが、ここまで多いと圧巻です。
二神岩で撮影会。
潜っているとやっぱり疲れるので岩陰で少し休憩。
フロートは持っているのですが、小さい穴が空いていて定期的に空気を入れないとしぼんでしまいます・・・。
この辺りもそびえ立つ岩。
巨大な根。
ここはビーチからもエントリーできるエリア。
以前一度エントリー口まで確認しましたが、海の中は初めてです。
グルクンが群れ群れ。
見渡す限りでした。
二神岩のように近づいてくれないのが残念です。
ツムブリかな。
小さな群れを複数観察。
大度で見ているイメージがありましたが、しばらく見ていないですね。
カメとカメを追いかけるKさん。
地形も面白そう。
謎の大きな魚も。
うまいのかな??
この場所はカメが5個体ほど固まって休憩していました。
カメポイントですが、ピンポイントで来るには道のりが険しすぎるかな・・・。
次回この辺りを泳いだ時の参考としましょう。
ここでお気に入りの一枚。
バディとカメと地形。
カメエリアの近くでは2か所目の「カスミチョウチョウオ」の群れ。
ここの群れはちょっと特殊で近づくと最初は離れていくのですが、しばらくするとカメラに興味があるのか戻って来ます。
他では見ない習性でした。
さて、ここに来てようやく辺戸岬の先端が見えてきました。
この辺りからはアゲインストの流れ。
辺戸岬周辺は、ほとんど流れの向きは一定とのことで、これも想定内ではあります。
さらに進むと「ナンヨウハギ」のエリア。
ここは前回スキューバで開拓した場所です。
上からはあまり分かりませんでしたが、バッチリ住んでいました。
でも前回ほどではなかったかな・・・。
この辺りからはエントリー出来る場所も増えてくるので、下の地形も確認しながら泳いで行きます。
スキューバで採用できる場所はないかな~と思いながら見ていましたた、ここでは面白そうなアーチを発見。
丁度水深20m。
私は確認できませんでしたが、佳樹さんに見てきてもらいました。
辺戸キャニオンと合わせて潜れたら良いのですが、ちょっと距離があるので難しいかもしれません。
辺戸の石碑の場所。
上には観光客が待機。
この付近は「キャニオン」のエリアになるのかな。
確かに地形は特徴的です。
残波の様に巨大な岩がゴロゴロしているのではなく、波で削られた地形。
本島ではどこに似ているだとうか・・・。
アダンビーチや天仁屋が近いかもしれませんね。
波高1.1mの辺戸岬をお納めください。
この辺りはいよいよ辺戸キャニオン。
キャニオンのアーチと一緒に楽しめる距離感です。
アーチまで来ました。
私もここまで来るのは初めてです。
思ったよりも岸側にあり、景色も思っていたものと全然違いました。
短いアーチがあるだけだと思っていたのですが、雰囲気としては与論の海底神殿を想像しました。(潜ったことはありませんが・・・。)
横からのアングルだとちょっとしたアーチにしか見えませんね。
サーフベンチに乗り上げる波。
これが辺戸岬の波高1.1mです。
少し沖にはテングハギの群れ。
写真には残っていませんがカマストガリザメにも遭遇。
しかも結構大きかった・・・。
辺戸岬の先端。ようやくゴールが見えてきました。
釣り人多数。
4年前、潜りに来た時足元をカマストガリザメ2匹がグルグル回りめっちゃ怖かった思い出です。
宇佐浜に帰る前に気になっていた洞窟へ。
辺戸の陸の上から見て穴はあるな~と思っていたのですが、奥行きはバッチリ。
洞窟の中に穴を発見。
ライトを持っていなかったので奥までは確認できず。
陸路から全体像を確認していきます。
洞窟の裏側もよーく確認してから、いざトライ。
無事通り抜けることが出来ました!!
スキューバで来るには短すぎるのと狭いのと、確実に一度陸上に上がるので来れない場所です。
再び海に戻ってラストスパート!!
ここまで7時間泳ぎ続け、すっかり夕暮れ。
最後はカメの根だけ確認してエグジット。
今回は見れませんでしたが、高確率で見れるのでまた立ち寄ってみてください~~。
上陸。
7時間30分ぶりの陸上。
ほぼ日没。
まさかこんなに長引くとは・・・。
途中途中で遊んでいたので、まあそうなるのもう頷けます。
最後は水を少し拝借。
染み付いた潮を洗い流して帰宅の途に着きました・・・。
長かったけどいろいろてんこ盛りでめっちゃ楽しい遠泳になりました。
ということで「辺戸岬周遊遠泳」のログでした!!
カメに始まり、カマストガリザメ、カスミチョウチョウオ、テングハギ、ナンヨウハギ等・・・てんこ盛りなダイビングでした。地形も全て確認できたので、今度はスキューバで、ピンポイントで狙っていきたいと思います。小潮のためか流れもそこまで強くなく、安定して進むことが出来ました。茅打バンタから宇佐浜まで行くとなると、前半はフォローの流れになるので楽なのですが、二神岩を過ぎて辺戸岬までは逆の流れになります。どう頑張っても後半は逆の流れになるので、大潮ならヤバかったな・・・。疲れ切った中で泳ぐことになるので・・・。救いがあるのはエグジット場所が複数あり、すでに知っているポイントであること。辺戸の西海岸で力尽きると上がれる場所が限定されるうえに、知らないと登れない場所も複数あるのでなかなか難儀します。
このコースは昨年からHitoikiさんと話していたコース。いつか潜りたいとは思っていましたが、まさかこんなに早く、こんな形で潜りに行けるとは。6㎞、7時間30分の長旅になりましたが、めちゃくちゃ楽しいダイビングになりました!!
また行きたいかと聞かれると・・・微妙ではありますが・・・。
ピンポイントではガンガン潜って行たいと思います!!