はいさい、
これも先日のダイビングの話です。
西洲に行った後、その足で次は「空寿崎(カーミージー)」に行ってきました。
どちらの名前で呼ぶべきでしょうか。
「カーミージー」は沖縄の方言で、カーミー(亀)とジー(岩礁)が合わさった地名です。
海上から撮った写真です。
亀の頭に見えなくもない??
さてさて、このポイントも開拓になるわけですが、実は私は2年前からここでいつか潜って見たいと思っていました。
しかし、ずっと道路の工事がされていたために長く叶わずだったのです。
今となってはこの場所専用の駐車場も作られるほどに。
ちなみにですが、ここは沖縄でも数少ない天然のビーチになっており、開発の計画がありながらも地元の方たちが守り抜いたのだとか???
(ありがたやーー)
まあ詳しくはカーミージーで調べてみてください!!!
ということで、潜っていくぅ!!
今回の目的は、アウトリーフに何があるのか、ということです。
私はグーグルマップで沖縄の海の地形を見るのが趣味なのですが、興味深い地形をしています。
地形を見て、実際に現地に行くことで「ここが危なそうだなー」とか「このルーとで行こかなー」とか「ここは流れてそー」が分かってきます。
結論から言いますと、ルートによってはリップカレントに巻き込まれかねない危険なポイントでもありました。
特にこのポイントの場合アウトリーフに行く場合が多いと思いますが、そうなるとド干潮辺りを狙うことになると思います。(満潮に行くとアウトまで延々泳ぐはめになります。)
そうなると潮が出ていくときにぶつかるので、やはりリップカレントは注意しなければならない点です。
エントリー沿いの道路です。
階段も整備され歩きやすくなっています。
先ほども触れたリップカレントです。
まだここはリーフ内なので外洋まで連れて行かれるということはないでしょうが、流れはかなり強かったです。
久しぶりにアワモチを見ました。
ビックリするほど大きかったです。それもこのあたりの自然の豊かさの表れなのでしょうか。
透明度は15mぐらいでしょうか。
普通ですね。
しかし地形はなかなか面白い。
もう少し水深があれば―という感じです。
まあマップを見た時点で水深は期待していませんでしたが。
これには少し驚きました。
河口の近くなのでソフトコーラルがたくさんあるのかな、と予想していたのですが、ポツポツではありますが立派なサンゴが育っています。
このポイントのリーフをたどっていくと、西洲があります。前に記事でも書きましたが、そこのアウトは何もなかったのです。(正確には昔テーブルサンゴがあったであろう痕跡はありました。)
数百メートル離れただけでこんなにも違いが表れるのか・・・面白いです。
まばらではありますが探せばいくらでも見つけられますし、立派に育っていいるものも多いです。
ここは惜しい・・・
数年早く来ていれば元気なサンゴが見られたのでしょうか・・・
さて、前記事からサンゴばかりだったのでここでい小休憩(笑)として生き物をいれます。
最早定番ですがハリセンボン。
口にさえ気を付ければ簡単に捕まえることが出来ます。
私がハリセンボンを捕まえるのは、生き物紹介をしたいからです。よく似た種類でヒトヅラハリセンボンというのがいて、それと一緒に紹介記事を書きたいのです。
擬態の上手なカサゴ。
超巨大ハナミノカサゴ。
全長30~40cmはありました。でかかったなぁ。
遠目からクマノミアパート。
どこにでもいますね。
どうせならカクレやセジロがいてほしいのですが・・・
どこにでもいそうでいないラッパモク。
上が空寿崎産で下が西洲産です。
ということでした。
生き物はこれといってめぼしいものは・・・
まあスキンなので大味な感じで行きましょう。
ここからはここで撮ったサンゴをたくさんのせたいと思います。
大都会の近くでサンゴが育っているのを見て嬉しくなりたくさん写真を撮ってしまいました。
ここのポイント、私は久しぶりに感動しました。
まばらなサンゴだけでなく、こんなにも群生で生きているのを見れて、このポイントに来て本当によかったと思いました。
正直想像以上でした。
開拓としては珍しくあたりの部類ではないかと思います。
帰宅し私は沖銀開発に電話しました。
実はカーミージーの辺りでは、沖銀開発さんがサンゴの植付けをしているのです。
(ほかにもトロピカルビーチの隣や玻名城ビーチの辺りで植付けをしています。)
あの群生を見て、確認せずにはいられません。植付けなのか天然なのか。
結果は・・・天然でした!!!
沖銀開発さん曰く、植付けなら、根元に粘土があるか、10×10株がまとめて植付けられているとのこと。
上の画像から粘土は確認できませんが、まとめて植えられているような形跡はありません!!!
しかし、このあたりでサンゴが増えているのは、おそらくですが、沖銀開発さんが植付けたサンゴが産卵をし定着したものも少なからずあるはずです。
死んでいくサンゴばかりに目が行っちゃいがちですが、何とかこれからの世代にサンゴを残そうとする活動があることも忘れてはいけませんね。嬉しい限りです。
何か機会があれば、是非その活動に一役立てさせていただきたいものです。
意味の分からないポイントで潜ってきたこの経験が生きることがありますかね。
ではでは、たくさんの発見があったファンでした。(めちゃくちゃ泳いだけど笑)
にほんブログ村</p