はいさい、
ここ数日沖縄が熱すぎます。
現在22:30ですが、気温は23度。
クーラーがそろそろ活躍しそうですが、一度かけてしまうと後戻りできないので悩み中です。
ということでセノーテ3本目は「ピット」。
昨日までの「エデン」「タージマハ」は地下水脈の中を潜っていくイメージでしたが、「ピット」は円筒形の縦穴セノーテ。水深も30m付近まで落とします。水底では硫化水素の層があり、雲海のように広がっている景色は幻想的です。最深部はさらに深いそうですが、ファンダイブではそこまではいきません。
水底から見上げる景色もこれまた最高で・・・。とネタバレはここまでにして本編に移りましょう!!
ということで早速エントリーからです。
朝一の「ピット」。
なんと一番乗りでのエントリーになります!!
ここからゆーっくり潜降。
ずっと動画を取っていたのですが、4分ほどかけて潜っていきました。
しかしこのセノーテ、まだ早朝ということもあってあまり光が入っていません。
透明度は良いのですが、なんせ暗いので慣れない人は怖いと感じるかもしれません。
水底までやって来ました。
肉眼では全然見えているのですが、カメラでは映しきれません。
ちなみにここも水深15mくらいから海水が混じっています。
昨日潜った「エデン」ほどは温かくなかったのが不思議ですね。
水深は約30m。
ここには硫化水素の層があります。
丁度ライトで照らしている白い線が硫化水素の層になります。
この写真も見方によっては陸上ですね!!
奥に見える枝は元々陸上にあったもの。
地下水脈に地面が崩落した結果できたのがこのセノーテです。
上を見上げると本当に縦穴であることが分かります。
硫化水素の層が雲海のように広がります。
崩落した岩石が少し頭を出しているのがまた良いですね!!
スパイラルに回りながら浮上していきます。
朝一は曇っていたのですが、太陽が出てきて光が差してきました。
冬の時期は朝斜めの角度で光が入るらしい。
夏はまた角度が違うみたいです。
この写真を見て気付いたのですが、水面の向こうにある階段が鮮明に見えているのが凄いです。これこそ如何に透明度・透視度が良いかの証明になりますね!!
水深15m付近まで上がってきました。
天井は大きな鍾乳石がぶら下がっています。
途中から横穴があるのですが、こちらは立入禁止。
ファンダイブでは通ることが出来ません。
資格を持ったダイバーはここを通って「ドスオホス」というポイントまで泳いで行くそうです。90分の長旅。ずーーーーーっと閉塞空間はさすがに怖いかな、と思いながら話を聞いていました(;^_^A
浮上していく途中で潜っていくダイバーとすれ違いました。
ダイバーが入れば入るほど硫化水素も散ってしまうようで、やはり一番きれいなのは朝一とのことです。
グルグル回りながら、鍾乳石を追加でパチパチ。
セノーテ「ピット」
— 原付ダイバー 沖縄太郎 (@gentukidiver) March 26, 2023
数十m先のダイバーがハッキリ見えるほどの透視度
流れもないし、最初一気に水深を落とすので泡が真っ直ぐ上がっていきます
ここの景色も最高だな!!#セノーテ #cenote #メキシコ pic.twitter.com/NPWyHsb9PC
流れもないし、そのまま潜降するだけなので泡が一直線に上っていきます。
最後安全停止は陶器の破片??
上ってくる泡で遊びながら時間をつぶします。
ふと下を見ると泡の上がってこないダイバーが。
もしかしてリブリーザー⁉
モノホンは初めて見ます。これがあれば沖縄の海をどこまでも泳いで行けるのか・・・。
ふーーー。浮上!!
上がってくる頃には太陽も上がって水面が真っ青に輝いていました。
ということで「ピット」でした!!
縦穴型のセノーテに硫化水素の層、鍾乳石、レーザービーム、最高の透視度。
水深30mから見上げる縦穴は、ポットホールから見上げる景色に似ていました。
そう考えると規模の大きさは半端ないですね!!
ポットホールとセノーテでは出来た経緯は全く違いますが、どちらも自然のパワーを感じます。
動画だとどうしても暗く写ってしまう硫化水素の層も、これは是非とも肉眼で見ていただきたい。少し不気味な雰囲気で、山奥の小川を見ているようです。
ホント自然の神秘ですね~~