はいさい、
7月入ったなーと思ったらすでに半ばも過ぎてしまいました。時が経つのは早いなあとしみじみと感じています。
さてさて、今回はダイビングのログは一休み。
「椎名林檎タイアップ曲集④」をお送りします。
前回の最後でも触れましたが、このあたりからとっつきやすい曲が増えてくると思います。
１６．自由へ道連れ
中居正広さん主演のTBS系ドラマ『ATARU』の主題歌です。私と同世代の方であればリアルタイムで見ていた人も多いのではないのでしょうか。正直ロック調の、悪く言うと騒がしい曲は苦手なのであまり聞きませんが、ライブで聴いたときは最高に盛り上がりました。昨年発売されたトリビュートアルバムでは私立恵比寿中学によってカバーされましたが、個人的にはこちらの方が聞きやすいです。
PVは当時16歳の小松菜奈さんが出演しています。椎名林檎さんのPVで本人が登場しないPVはこれだけなのではないでしょうか。（絵だけのPVはありますが。）
真空地帯のライブ映像です。超カッコよくてかつ、お美しい。思わずため息が出ます。
私立恵比寿中学バージョンもYoutubeにあがっているので気になる方は是非見てくださいね。
１７．いろはにほへと
主演を兵庫県出身の松下奈緒さんが勤めるフジテレビ系ドラマ『鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-』の主題歌です。こちらはライブでも何度か披露されていますが、その度にアレンジが加えられ、同じ曲でも全然違った印象を受けます。個人的には2013年の党大会のアレンジが好きです。百鬼夜行の時のアレンジもそのライブの雰囲気に合わせてあり、さすが椎名林檎さんです。
ちなみにこの歌は歌詞を眺めるのも面白いですよ。
このPVには、公式では発表されていませんが元東京事変のメンバーが出演していると言われています。言われてみるとそう見えなくもないかなあ。という感じです。
私が好きなバージョンです。茶色の目に吸い込まれそうです。
１８．孤独のあかつき
現在もNHK Eテレで放送中、『SWITCHインタビュー 達人達』テーマ音楽の「孤独のあかつき」。「いろはにほへと」との両A面シングルで15周年記念の日に発売されましあ。椎名林檎さんの曲にしてはストレートな歌詞で私の好きな曲ランキング2位にランクインしています。笑
この番組で椎名林檎さんと西加奈子さんの対談があったのですが、それを見てから西加奈子さんの本をよく読むようになりました。
１９．NIPPON
NHK 2014年度サッカーワールドカップ中継テーマ音楽「NIPPON」。サッカーファンなら誰もが知っているであろう名曲です。最高、頑張れ、夢といったありふれた言葉を使わずとも、己の感性と表現力でワールドカップの舞台に立つ心境を表現するのはさすが椎名林檎さんです。まさにアーティストですね。
噫また不意に接近している淡い死の匂いで
この瞬間がなお一層 鮮明に映えている
の部分がめちゃくちゃ好きです。
この曲を出した当初、特攻隊を想起させるやら何やらで批判を浴びたこともあったのですが、どうしてそのような発想になるのか私はさっぱりわかりません。
最後の歌詞、
Hurray! Hurray! The wind is up and blowing free on our native home.
（万歳！万歳！我らが祖国に風が吹いている）
Cheers! Cheers! The sun is up and shining bright on our native home.
（乾杯！乾杯！我らが祖国に日が射している）
の部分。意識して聞いてみてください。
カッコいいってのと美しいっていうのは両立するのですね。
ライブでは日章旗を映像で掲げる演出がされます。
２０．ちちんぷいぷい
auのスマートフォン「isai VL」CMソング「ちちんぷいぷい」。関西ローカルのテレビ番組ではありません！！ちなみに私のスマホはもちろん「isai」です。(￣＾￣) ﾄﾞﾔｯ!
そしてこの曲、実はリオオリンピックの引継ぎ式でも使われました！！クリエーティブ スーパーバイザーと音楽監督は椎名林檎さんがつとめています。この時は愛好家ならお馴染みの村田陽一さんがジャアレンジを加えています。ライブでも何度か披露されていますが、数少ないコールのある曲ですね。
歌詞も面白い考察をされている方がいましたので興味のある方は調べてみてください。
動画はリオオリンピックの引継ぎ式のものです。
ちちんぷいぷいは3分15秒から4分15秒まで。
（8分34秒から最後まではこれまた椎名林檎さんの「望遠鏡の外の景色」が使われています。）
以上、椎名林檎タイアップ曲集④でした。
前回よりはとっつきやすい曲だったと思います。
以下に前回までの記事を張っておきますので興味がある方は覗いてみてください。
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