はいさい、
年度が変わり早くも1月が経過しそうです。月日が過ぎるのはこんなに早かったかいな~と、ことあるごとに感じています。
ということで「近場で潜れる場所を探した結果・・・」と意味深なタイトル。
私の住む場所は周りが山に囲まれ、近場の海でさえも最低1時間はかかります。近くの海と言っても瀬戸内海で、ドロドロで遠浅のイメージしかりません。
しかしこの日の私は違いました。前日に川で潜りイケイケゴーゴーだったのです。そのままの勢いである場所で潜ってきました。場所は・・・秘密です。笑
ということでやってきました。
海!!
いつも鳥取までの長旅だったので、その近さに驚きです。ここが開拓できれば海の楽しさはもっと広がりますね!!
浜辺の透明度は良好。
生き物は少ないですが水遊びをする分には十分です。
水深1mを越えた付近から水草が茂ってきました。
これは沖縄では見なかった光景なので新鮮です。
しかし水草が生い茂る場所は底が見えなくてちょっと怖いですね。
この茂みから変なものが出てきたらどうしよう!!なんて考えながらひたすら進んでいきました。
途中の開けた場所では小さな魚たちが群れていました。
そしてしばらく進むと海藻エリアからドロドロエリアへ。
ここも以前の私でしたら尻込みしていたでしょう。ずっと底の見える場所で潜っていたのでこんなに透明度が悪いのは久しぶりです。
それこそ、あの沖縄でもトップクラスに意味の分からなかった「メンキュー」並。といっても伝わりませんね。笑
透明度でいうと、おそらく3mほど。透視度はもっと悪いです。
それでも、逆にこんなにドロドロでも3mはあるのかという感想です。
ちなみに底に見えている丸くて白いものは、
スポンジのような、ホヤのような。沖縄では見たことのない生き物です。
途中ではパイプが沈んでいました。
人工物もじっくり見たのですが、ここでは生き物は見つからず。
そんなこんなで防波堤の付近まで来ました。3つ並んでいるうち、今回はいない場所を探索することにしました。
ここまで距離にして200mほど。
果たして何がいるのか⁉
とその前にテトラの様子を。
思いのほか海藻が茂ってました。てっきりコンクリートむき出しで、そこにマクロな生き物が住んでいると思っていたのですが、これでは探そうにも探せません。
やっぱり透明度は悪いですね。笑
浮遊物も多いですし、あまり口に入れない方が良いような気がします。笑
ちょっとグロテスクな海藻。もののけ姫に出てくる乙事主をお思い出します。
海藻以外にも穴から顔を出す可愛いギンポ
イソギンチャクがしぼんだ後はバスケットボールのような柄です。
小魚も泳いでいますが、フラッシュで撮ると浮遊物の凄さが分かります。かと言ってフラッシュ無しでは透明度が悪すぎて映るものも映りません。😅
以上海藻の生い茂るテトラをお送りしました!!
ちなみに中型のイシダイも泳いでおりました!!
ということでお待ちかね。
マクロシリーズ。最初の1匹は・・・「クロミドリガイ」!!
この子鳥取でも見ているのですが、個体の色形は全く違います。調べてみるとクロミドリガイ自体に個体差が大きいみたい。それはそれで面白いのですが、初めて見るという感動を返してほしい。笑
この子はテトラの付近に溢れかえっていました。
こんな感じでテキトーに撮った1枚の中でさえ4個体写っています。
最早お腹いっぱいなのですが、この光景を見て俄然やる気が湧きました。
たとえ同じ種でもこんだけたくさんいるということは、似たような環境を好むマクロな生き物たちがたくさんいるはず!!
ミカドウミウシが「スパニッシュ・ダンサー」と呼ばれますが、こちらも十分ダンサーしてます。
見たことのない柄のヒラムシ!!
偶然潜った先に居た「クロシタナシウミウシ」。
地味ですが、初めて見るウミウシなのでこれは嬉しい!!
更にもう1個体。こちらは縁が赤色混じりで最初は違う種なのかと思ったのですがただの個体差のようです。
このウミウシは合計3個体発見しました。
触角と尻尾が青くて綺麗なミドリガイの仲間。同定はできず・・・鋭意調査中です。
とか言っている間にそういえば「アズキウミウシ」・・・
と調べてみるとどうやらそれっぽい。
個体差がありすぎてけ確定まではできませんが、触角と尻尾が青いのは一緒ですね。
だとすればこれも鳥取で見た種です。初めて見る種だと思っただけに残念💦
そして最後は「ヒカリウミウシ」。
前々から見たいと思っていたウミウシなので、これは嬉しかったです!!
まさか内地の、しかも意味の分からない場所で逢えるとは。
ただ、この個体大きすぎる!!それほど栄養があるということののでしょうか。次回はもう少し控えめな個体に会いたいな。
ヒカリウミウシを見て満足したので帰りに黒いイソギンチャクのようなものをパチリ。フィリピンで似たようなものを見た記憶がありますが、日本にも普通にいるということなのでしょうか。沖縄では見たことありませんでした。
ということでたっぷり1時間30分。全く知らないドロドロのポイントを楽しんできました!!
沖縄でいうと「レッドビーチ」や「天願」です。ちょっと気を抜けばすぐに砂を巻き上げてしまい、なかなかデリケートなポイント。ウエイトも軽めで3mでとどまるのはなかなか苦労しました。
しかしマクロも探せばいますし、他に近場で潜れる場所がないだけに重宝したいポイント。まさか沖縄から帰ってきてもこんなに自由に遊べるとは。内地はもっと厳しいと思っていたので・・・。
ちゃんと探せば良い場所(?)は見つかるものですね!!