人生の公開日記

鳥取 スキンダイビング ログ90

はいさい、

 

先日先輩に誘われ久しぶりにバドミントンをしてきました。大学の体育以来です。激しい運動も本当に久しぶり。全身筋肉痛で辛い日々。階段の上り下りがこんなに辛いのは初めてです・・・。肉体改造せねば・・・!!

 

 

ということで鳥取のログです。

そして今回のログは・・・ナイトスキンダイビングになります!!

久しぶりだ!!昼は見れない生き物がうじゃうじゃ見れます。バディのOに是非とも見てもらいたい生き物が居たので張り切って探しちゃいました。

 

最初に書いておきますが、ナイトダイビングは昼以上に危険を伴いますので、正しい知識と正しい経験、無理のない範囲で用心して潜って下さいね!!

 

ということで夜のダイビングへ誘いまっせ~~

 

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アオリイカ

1発目は「アオリイカ」。

アオリイカも食卓に並ぶような地味な色のイメージしかなかったので、こんなに鮮やかだったとは予想外です。沖縄でもナイトで潜ってきましたが、初めて見ます。

 

光に寄って来るので撮りやすかったです。

 

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アオリイカ

バッチリ黒抜き。偶然の1枚。かなり明るく補正しています。

これがホントの「煽りイカ」。なんちって。

 

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多分アジなのでしょう。昼間は活発に泳いでいる魚も夜になればゆったり。

大きく、そして美味しくなれよ!!

 

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マクロなカニも出てきています。

コノハガニなんてのもよく見ていましたが、それの仲間だったりするのでしょうか。

なかなか特徴が掴めず種類は分からずです。

 

そしてここからは見たウミウシを時系列順に。

 

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セスジミノウミウシ

まずは①「セスジミノウミウシ」。

オレンジ→ピンク→ホワイトの変化が美しいですね!!

 

沖縄にいた時は「セスジミノウミウシ」と「ロータスミノウミウシ」がごっちゃになっていましたが比べてみると全然違います。

 

参考までにどうぞ↓↓

 

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左)セスジミノウミウシ 右)ロータスミノウミウシ

ミノの色合いや体の側面の線など、違う場所は多くあります。

比べるとわかりやすいですね。

 

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シロフシエラガイ

②「シロフシエラガイ」。

ウミウシじゃないじゃん!!と思いかもしれませんがお許しをm(__)m

 

こちら藻に掴まってブラブラ揺られていました。

最初はひっくり返っていたので生き物かどうかも判別付かず。撮って確認を繰り返しているうちに触角?があるのが分かり、とりあえず全体像の分かる写真をと思って撮りました。

 

ウミウシとは触角の生え方、特徴が違いますね。

 

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ウスイロウミウシ

ちっちゃな③「ウスイロウミウシ」。

はた目には「シロウミウシ」にしか見えなく、記念に撮っとくかぐらいの軽い気持ちで撮りました。がしかし見返すと違う種でした。

 

外套膜付近に青色の斑紋があるのが見分けるポイントです。

 

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シロウミウシ

以前撮った写真と比べるとその違いがハッキリします。

 

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チゴミノウミウシ

ピントバッチリではありませんが④「チゴミノウミウシ」。

このウミウシもミノの形状や色に個体差がある種で、仮に私がつけるなら「シラコミノウミウシ」なんて付けたいと思いました。

 

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ヒメメリべ

そして私が探していたメリべ系のウミウシ

昼間泳いでいる時もカクレそうな場所がそこかしこに合ったので必ず居ると確信していました。

 

こちら多分⑤「ヒメメリべ」。

沖縄でよく見ていた「マツゲメリベウミウシ」とよく似ていますが、体の模様、色合いが全く違います。

 

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マツゲメリべウミウシ

透明度の高い「マツゲメリベウミウシ」。

シンプルイズベスト「ヒメメリべ」。

 

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ムカデメリべ

そしてこちらは多分➅「ムカデメリべ」。

(後日詳しい方に聞いたので合っているはず・・・。)

 

こちらは所々に濁りがあります。

 

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ムカデメリべ

何がどうなっているのか分かりませんが、こちら「ムカデメリべ」の別個体。

こうやって見ると結構違いがあるのが分かっていただけると思います。

 

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ゴカイの仲間

閑話休題。「ゴカイの仲間」。こっちに手を出すと沼らしい・・・。

 

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センヒメウミウシ

おそらく昼と同じ個体⑦「センヒメウミウシ」。

なかなか良い場所に出てきてくれず、撮影も一苦労です。

 

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コモンウミウシ

⑧「コモンウミウシ」。

普段見慣れた個体よりも細長いため別の種では、と勘繰ってしまいます。

違いはほとんど分からないけど違う種なんてこともよくありますので・・・。

 

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マダラウミウシ

⑨「マダラウミウシ」。

何かに似ているな~~と思いながら見ていたのですが、おそらくそれは「ナス」ですね🤔

 

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⑩正体不明

どこをどう調べればよいのやら。二次鰓も触角もありません。隠れただけなのかな??

移動はしていたので確実に生き物です。

 

この半透明な黒色の下に見えるのは何だろう??

 

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カエラミノウミウシ

⑪「アカエラミノウミウシ」は久しぶりに登場。

半透明な体地色にある白い斑点が美しいですね。

背景のウニも良い味を出しています。

 

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カエラミノウミウシ

こちらの個体は卵を産み付け中。

貴重なシーンです。

 

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ツメウミウシ

こちら初めて見る⑫「ツメウミウシ」。

撮るのが本当に難しかったです。光を嫌うのか、どんどん奥に入って行っちゃいました。

 

光沢のあるウミウシはレア感があって嬉しいですね!!

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コソデウミウシ

特等席にいた⑬「コソデウミウシ」。

「フジタウミウシ」説もあるのですが、コソデっぽいのでそちらを採用。

真ん丸で可愛い個体でした。

 

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親を追いかける子供風に撮ってみたのですが、これって同じ種なんですかね??

斑点の感じを見ていると同じ種には思えないですが、調べると個体差の範囲内っぽいです。

 

 

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ドーリス上科の仲間

これまた意味不明なウミウシ

詳しい人に聞くと⑭「ドーリス上科の仲間」、ではないかと。

要するにドーリスの仲間だけど名前は分からない、もしくは付いていないということですね。

 

三角コーンのような触角をもつウミウシの写真がたくさん出てきたので、今まで調べた中では一番しっくり来ています。

 

名前を付けるとしたら・・・アイデアが浮かびません😅

「ムラサキザラザラウミウシ」なんてのは普通すぎますかね🤔

 

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閑話休題。THE「スズメダイ」の幼魚なのかなと思って撮った写真。

夜だからか、ボーっとしていました。こんなに近づけるなんて奇跡です。

 

撮影モードは顕微鏡です。笑

 

 

初夏のスズメダイは美味しいらしい。食べる部分あるのか。笑

 

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エダウミウシ

⑮「エダウミウシ」。

オレンジ色の綺麗なウミウシ。こちらは全くの初見です。エダ系のウミウシも頭の片隅に置いときます。

 

オレンジ色と言えばキヌハダ系のウミウシしか見たことなかったのですが、鮮やかなウミウシは見つけるとやっぱり嬉しいですね!!

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フタスジミノウミウシ

⑯「フタスジミノウミウシ」は何回か登場しています。

藻にぶら下がる極小個体。

最小限のものしか映っていなくて、こういう写真結構好きです。

 

先の「コソデウミウシ」もそうですが、藻にぶら下がっていると被写体が映えますね!!

 

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シロイバラウミウシ

⑰「シロイバラウミウシ」。

「白い薔薇」なのか「白茨」なのか。まあ、後者でしょうね。笑

 

ミノっぽさを残しつつも、ネコジタ特有の2本の口ひげがある可愛いウミウシですね。

 

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ツマグロモウミウシ

小さすぎて全くピントが合わなかった⑱「ツマグロモウミウシ」。

証拠に残せるかな、ぐらいの写真です。笑

 

しかしこの子は沖縄でも見たことがあります!!

この種自体があまり大きくならない種っぽいですね。

 

以上!!これに合わせて⑲アオウミウシ ⑳シロウミウシ ㉑サラサウミウシ ㉒サガミイロウミウシ ㉓リュウモンイロウミウシを合わせた23種を1ダイブでみつけることが出来ました!!

 

当初は1時間で終わろうと話していたナイトダイブ。しかし気付けば2時間を超えていました。笑

それもこれも約束を守らない海が悪いのです。笑

いやしかし、これだけ見たことない種がポンポン見つかるとなると、そりゃエグジットできませんよ。この気持ちは分かっていただけるはずです。

 

 

ということで鳥取のナイトスキンダイビングでした!!
あまりにたくさんの生き物を見すぎて興奮覚めないダイビングでした。これは通うだけの価値がありそうです。行く度に新たな生き物が見つかる鳥取の海、やっぱりすごいです!!

1つの記事としては贅沢なぐらいのボリュームですが、今回は特別大サービスということで大大公開です。

 

3333文字でお送りしました!!