はいさい、
順調にログを消化する今日この頃。
遂に未編集の画像の枚数が1,000枚を切りました!!
ということで今回は「与那原町公園」のスキューバのログです!!
遂に手を出してしまった中城湾。
昨年末塩屋湾で潜ってから少し体に異変が出ていたのは承知していたのですが・・・。
学生時代はあまり期待できない透明度に恐怖心を覚え、潜りたくても潜れなかった場所です。成長したというか、慣れたというか・・・。何よりも一番は心強いばでぃが居ることでしょうか。後、泥地への好奇心。人が潜らない場所にこそロマンあり。そう自分に言い聞かせ潜って来ました。
ということでやって来ました。
与那原町。
学生の時に潜っていれば、もしかして一番近いポイントだったのでは??
琉球大学からだと15分ぐらいかな。
だとすれば宜野湾の大山と良い勝負ですね。
バックにはマンションが立ち並びます。
河口付近というか、この辺りが埋め立てられている場所なので、水路の狭間というか。
水温から淡水が混じってそうな感じではありました。
そういえば、年末最後に開拓した「西崎水路」が沖縄本島ビーチエントリー149ポイント目でした。
ということは・・・記念すべき150ポイント目がこの「与那原町公園」ということになります!!
おめでとうございます!!選ばれたのはあなたでした!!
(ポイントを選ぶ段階では150ポイント目であることに気付いておらず、ポイントに着いてから気付きました・・・。)
グーグルマップでも見ても水深がどのくらいあるのかは検討も付かず。
透明度がそもそも悪いので、測ろうにも測れません。
この時は水深2mあればOkという超強気モードだったので、怖いもの知らずでした。
そしてバディは毎度のTさん。
アオカワさん集合にしたのは良いものの、どこに行こうかすっかり悩んでいました。
北風で、近場の東海岸はNG。
北部行くにも遠いしな・・・と思っていた矢先、であれば中城湾に行くチャンスじゃないかと!!
バディもマクロが大好きですから、きっと勝手に楽しんでくれるはずです!!
最初は5mは見えていたのですが、みるみる悪くなります・・・。
もはや魚を撮るとか撮らないとかのレベルではありません。
とりあえずテンジクダイの仲間かな。
ソバカスと体の模様・・・。「カスリハゼ」??
種類と似た種が多いだけにヒラムシよりもよっぽど時間がかかります。
こちらは見当も付かず。
なんせ逃げるのは早いし、近くにいかなと居るのすら分からないし、そもそもいるのが分かった時には隠れているし・・・。
無理です。
そしてTさんが何やらちょっかいを掛けている様子。
カニと海藻。
下に居る泥に同化しているのがカニです。
海藻を持って威嚇していました。
この辺りは同定する気もおきません。笑
この辺りから少し透明度も回復。
というか先ほどまでが悪すぎました。
対岸のテトラの辺りは透視度50㎝と言っても過言ではない状況でした。
これもカスリハゼかな~~。
せっかく意味不明なところで潜ったし、何か見たことないのとか出てくれないものか。
居るのはやっぱりサラサハゼ??
今まで多くの場所で潜って来ましたが、人がいないから珍しいのが居るのではなく、過去に人が潜った結果何もなかったからポイントになっていないだけの場所はたくさんあります。
ここもそんな匂いがしてきたな・・・。
公園があって、駐車場が整備され、海岸まで降りて行けます。
そう考えると誰かしら潜っていないわけがありませんね。
紆余曲折しながら再びリーフ側に戻って来ました。
頭上は「クロリボンスズメダイ」の群。
そういえば、このポイントのスズメダイの優占種はこの種類でした。
内湾に居ると書いてあっただけで、汽水気を好むとかは特に書いていませんでした。
よく似た種で「リボンスズメダイ」が居ますが、こちらは汽水域に好んで生息します。
塩屋湾には居たかな・・・かつて潜った「メンキュー」にはたくさんいて、私もそこで初めて見ました。
近くに加工があるような印象はなかったけど、汽水に生き物がいるということは汽水のハゼたちも期待できます。
行こう行こうとは思っていたものの、なかなか行動にまでは移せなかった場所。
行く理由が出来てしまいました。
あと、なんか知らんけどアーチも。
すこーしだけ地形も楽しめるようですが、わざわざ通るまでもないというか、マクロモードで来ているので今日はスルーです。
次回があるかは分かりません!!
再びリーフを外れるとちょっとした根を発見。
スカシテンジクダイがボチボチついていました。
最盛期には・・・とも思ったのですが、初夏に潜りに来るにはちょっともったいないような気がしますね。
せっかく天気が良いならもっと楽しいところに行きたいし。
来るとすれば梅雨時期の天気の悪い日に1本入魂とかかな。
そしてこちら「クロリボンスズメダイ」。
私も初めて見るはず。
もしくは見ていても見逃しているかも。
ちなみに、この根の辺りから下も泥というよりかは砂利が混ざったような。
ビーチの砂が混じったような環境に代わって来ました。
今回は見逃しようがないくらいたくさん群れていました。
新たに生き物を覚えたので内湾のポイントである、レッドや天願、名護湾で潜った時にでも探してみようと思います。
天願でよく見るやつが、ここには2個体。
環境は似たようなものでも、やっぱり好き嫌いがあるのでしょう、1本ガッツリ潜って2種のウミウシしか発見できませんでした。マクロは期待できないポイントですね・・・。となるといよいよ魅力が・・・。
そしてもう1種は「ミチヨミノウミウシ」。
こちらも2個体発見。
意外と初めて見たウミウシです。
これは1つ収穫です。
あとはヒラムシ。
ごめんなさい、同定する気力もありませんでした・・・。
まあ、そんなに珍しいのではないですね。
「コマチコシオリエビ」は南部では珍しいのではないでしょうか。
先ほどはマクロのポイントではないと書きましたが、南部では見られない環境であることには違いありません。
少なくとも大度やサザンなどの地形ポイントには居ないんじゃないかな。知らんけど。
それからこれはなんだろな~と思いながら撮っていたのですが、どうやらウミウシとかマクロではない様子。
花なのか、卵なのか分かりませんが、オレンジ色で綺麗だったのでパチパチ撮りました。
何なのか気になるな~~相談室にでも持っていくかな~~。
それからまたまた「サラサハゼ」。
結局ここで見たハゼはサラサハゼと謎のハゼの2種。
もっとさがせば何かしら居るのかもしれませんが、そこまでして探しに来るかと言われると微妙です。
少し期間を開けて、もう少し欲をためてからですね。
透視度も場所によってガラリと変わって、リボンスズメダイの群れていたところは一段と悪く、この距離でシルエットしか映らないほどです。
雨の後とかはまず潜れないですね・・・。潜れないというか絶対楽しくないというか、むしろ怖いというか・・・。
けっきょくこの日は最大水深9.5m。
もっと浅いのを覚悟していたのですが、水深は意外と取れました。
が、10mまで行ってみようと思ったのですが、進めど進めど9m止まり。
満潮だと10mは越えるでしょうが、しばらくは平坦な泥地が続いてそうです。
残圧も少なくなったのでリーフまで戻って来ました。
サンゴはボチボチ。
全くないというわけではありません。
中城湾の貴重なサンゴ。これからも頑張って生育していって欲しいものです。
というか、ここでも生きれるサンゴがあるのであれば、この環境に適した種を増やせば中城湾にありながらサンゴも楽しめる場所を作れるのでは??
近くには小学校や中学校もあるので、そういう場として開拓出来るのであれば、それはそれで面白そうです。
ということで沖縄でも最恐クラスの透明度・透視度でしたが、なんやかんやで楽しむことが出来ました。
1人では絶対怖かったので、バディのTさんには感謝です。
いつも意味わからないところにお付き合いいただきありがとうございます。
Tさんにとってはこれが2024年の潜り初め。
今年もよろしくお願いします!!
ということで「与那原町公園」のログでした!!
新年早々、全く情報の無いところでのダイビング。
駐車場もあり潜りやすい場所なので過去に絶対誰かしら潜っているハズ。それでも情報が出ていないということは、敢えて隠しているのか、そもそも出すような情報もなかったか。泥地のハゼもろくに分からない私が潜ったから特に大きな発見がなかっただけでプロが潜れば素晴らしいフィールドに代わる可能性もあります。(あるかな・・・)
せっかく今回潜ったので備忘録として残しておきますが、今後潜るかどうかは・・・正直微妙。もう少し河口に北上しても良いかなとも思ったのですが、なんかちょっと匂っていたので諦めました。上にはマンションもあるし何が混じっているのか分からないし・・・。環境やそのヒントになる生き物は紹介したので、もし万が一、興味が出て潜ってみようと思った方は是非情報共有お願いいたします!!
このポイントを開発するのはあなたかもしれません!!
そして記念すべき本島ビーチエントリー150ポイント目が見事「与那原公園」となりました。読者の皆様は、もっと選んでよかったのでは⁉とお思いかもせれません。私も思いました。でも気付かなかったのです・・・ポイントに着くまで・・・。
到達してしまったものは仕方がないので切り替えますが、今年は当初から泥地のポイントを増やす予定でした。それを考えると、幸先の良いスタートが切れたともいえるかと思います。ここになにもなくても、次潜るところは何かあるかもしれません。中城湾はまだまだ未開の地がたくさんあるので、入れる場所は片っ端から入っていきます。それでこそ原付ダイバー沖縄太郎ですよね。