人生の公開日記

牧港橋下 スキューバダイビング ログ256

はいさい、

 

連日の雨で海の透明度もグングン落ちています。

しかいs来週末には・・・そんな長兆候が見られます!!

 

 

ということで今回は「牧港橋下」。

牧港はよく潜られているポイントですが、牧港にかかる橋の下はどうでしょう。

あまり潜っている人はいないのではないでしょうか。分かりやすい場所なので、おそらく過去に誰かしらは潜っているはずですが、なんせ情報がありません。となれば実際に潜ってどうなっているのか確かめないと!!そしてそれを情報として出すことで、いろんな沖縄の海を皆さんと共有したいのであります。

予想は天願やゴリチョのようにソフトコーラルわっさーみたいな感じなのかな。河口付近にあるという立地は天願も同じでいうすから、結構期待できるのではないでしょうか。

 

 

ということでやって来ました。

大都会のすぐ隣。

橋の上は車がビュンビュン走ります。

 

 

潜降してすぐは大きめの岩がゴロゴロ。

人工的に整地されている場所です。

 

 

ということで1本目の柱が見えてきました。

最初の柱は水深3mほどです。

 

ムカデミノウミウシ

クロヘリアメフラシ

最初のマクロは「ムカデミノウミウシ」と「クロヘリアメフラシ」。

よく見る種なのでササっと撮影。

 

 

続いて2本目の柱。

 

 

この柱はほぼむき出し。

海藻やサンゴはほとんど付いていません。

 

 

ここでも水深は7mないほど。

 

 

頭上ではカマスの群れが乱舞します。

 

ヒメツバメウオの群れ

さらに初めましての「ヒメツバメウオ」の群れ。

汽水域を好む魚とのことですが、確かにこのポイントは河口にあるのでいるのも納得です。

 

これは嬉しい出会いですね~~!!

 

 

さらに3本円の柱もほぼむき出し。

まだ生き物の気配はあまりありません。

 

 

見えにくいですが、ここで水深は8.6m。

 

ハナミノカサゴ

柱をグルっと一周しますが、特に生き物はなし。

「ハナミノカサゴ」がドシッと構えていました。

 

 

柱の下はそろそろ泥地に。

泥地のハゼ居ないかな~と探しながら進みます。

 

 

見上げると橋の影が見えます。

ので迷うことはまあないでしょう。

 

 

4本目の柱。

この辺りのから水深も10mそこそこに。

海藻っぽいのがフサフサしています。

 

チギレフシエラガイ

「チギレフシエラガイ」は2個体がうずくまっていました。

黄色やオレンジの個体のイメージがありますが、白いバージョンもあるそうで、最近よく見る気がします。

 

 

ハコフグとウミトサカ。

ここにきてようやくソフトコーラルが付いてきました。

しかしまだまだ思ったほどではありません。

 

 

ゴミや流木も結構落ちていました。

河口付近のポイントなので溜まりやすいのでしょうか。

 

 

さらに人工物~。

何の後かな。中は空洞です。

 

シラヒゲウニ

立派な「シラヒゲウニ」。

沖縄では食用とされているウニです。

 

 

さて5本目の柱へ。

 

 

この辺りから海藻が増えてきました。

予想とは違いましたが、これはこれで他のポイントと差別化が出来て良いですね。

 

後は何が居るのか・・・。

 

ビンガタニセツノヒラムシ

「ビンガタニセツノヒラムシ」。

最近ヒラムシの図鑑を買ったので同定出来ました!!

 

 

立派なウミトサカ。

いつもと見るのと少し環境の違う場所なので「イソコンペイトウガニ」いないかな~と探すも見つからず。

 

未だに見たことがないので、見たい生き物の1つです。

 

オオムカデミノウミウシ

おそらく「オオムカデミノウミウシ」。

何気にあまり見てないのではないかと思い撮影。

ミノが渦巻いていると、この種なんしゃないかと思っておりましたが、図鑑を見えると、うーんと悩ましいところです。

 

オオムカデミノは刺胞毒を持つので要注意!!

 

イガグリウミウシ

最近見る「イガグリウミウシ」は昔の様な可愛さがないような気がします。

何を思ってか、別の種のように見える気もせんでもないのですが、やっぱりイガグリに落ち着くんですよね・・・。

なんだろうこの違和感。

 

アカクセニアウミウシ

そして初めましての「アカクセニアウミウシ」!!

実はずっと見たいと思っていたウミウシです。

 

まさかこんなところで出会えるとは。

これだけでも私は大満足です。

 

アカクセニアウミウシ

さらに別の個体。

この柱の周りだけで3個体発見しました。

 

セミホウボウ

次の柱へ向かっている途中では「セミホウボウ」。

これも嬉しい出会いですね!!

 

威嚇しているのでしょうが、こんなに綺麗だとかえって追いかけてしまいます!!

 

 

こちらはあまり見たくなかった貝の群れ。

こんな感じで群れている場所が何か所かありました。

 

いかにも危なそうな貝で、少し鳥肌の立つ光景でした。

他では見たことないのですが、季節的なものなのか、このポイントの名物となりえるのか。次回潜ってみないと分かりませんね。

 

しかしこれだけ集まると、えらい物騒な話し合いしているのではないかと勘繰ってしまします・・・。

 

 

そして今回見た最後の柱です。

この辺りから、どうやら水滴が入ってきたようで、写真が曇っています。

 

ムチカラマツエビ

懐かしの「ムチカラマツエビ」。

ムチムチしていないのでおそらくオスの個体。

 

 

ここより先は水深も上がるので、進むのはここまで。

一応カーミージの方からもエントリーできます。

 

 

残圧に余裕があったので、少し柱を離れます。

落ちているのは木製のイス。

 

ミドリリュウグウウミウシ

居たら撮るけど・・・「ミドリリュウグウウミウシ」。

おもっきし青色ですけど!!

 

アカクセニアウミウシ

さらに「アカクセニアウミウシ」。

やたら多いですね。

このダイビングだけで5個体目です。

 

アカクセニアウミウシ好きにはたまらない、そんなポイントです!!

 

 

少し進むと魚影の濃い根が。

 

 

ナガレハナサンゴみたいなやつの群生。

ここまでまるまる岩を覆っているのはなかなか見れるものではありません。

 

良い景色です。

 

 

さらにこちらも名前は分かりませんが、サンゴの群生。

ソフトでもハードでも群生は嬉しいもので、ここだけでも十分他のポイントと差別が出来ると思います。

 

これだけ八方サンゴがあるとそりゃアカクセニアもわんさか居るわけですね。

納得です。

 

 

ちなみにブイもあったので、どこかのショップがポイントとして使っている可能性もありです。

 

 

最終的に水深は15mほどの場所へ。

この日はあいにくの雨+夕方ということもあって、周りはだいぶ暗かったです。

 

 

海底は葉緑体の無い海藻で覆われており、少し水流を当てるとヒラヒラト舞い上がります。泥地かと思っていただけに少し不気味でした。

 

 

そんなこんなで柱まで戻って来ました。

ここまで来るとだいぶ曇りも限界に。

 

ここらでカメラはあきらめてボチボチ帰りましたとさ。

 

 

ということで「牧港橋下」のログでした!!

結果環境は天願ともゴリチョとも違う、全然差別化できるポイントでした。柱にもう少しウミウシが付いているかな~と期待していたのですが、今回それはかなわず。アカクセニアウミウシが見れたのは嬉しかったのですが、それだけではやっぱり物足りないですよね~。あと差別化できるとすれば汽水域であるということ。本島でよく潜られているポイントで似たような環境の所ってあまりなくて、ここならではの生き物も探せばもっといそうです。泥地のハゼも何種類か見たのですが、特に珍しいものではなかったので今回は割愛。しかしちゃんと探せば、例えば「オイランハゼ」なんかも見つかるのではないかなと思っております。オイランのディスプレイのシーズンのうちにもう一回ぐらい潜っておきたいなーと言ったところです。

 

ではでは、気になった方は是非潜ってみてください~~。