はいさい、
寒くなったり暑くなったり忙しい季節。ホント過ごしやすい季節が少なくなりましたよね・・・。
鳥取県から京都までの日本海沿岸は「山陰ジオパーク」に指定され、特異な地形をしています。いつも潜る城原海岸もそうなのですが、至る所に洞門があり、そのような地形は他ではなかなか見れるものではありません。今回は洞門を巡る旅になります!!
日の出とともにエントリー!!
もはや早朝潜ればほぼ出会えてしまう!!
— 原付ダイバー 沖縄太郎 (@gentukidiver) July 25, 2022
サメカッコいい!! pic.twitter.com/0Uz7xOumFl
入って早々のサメ。
「ドチザメ」というおとなしいサメです。しかし泳ぐ姿はかっこいい!!
私も初めての場所でドキドキワクワクです。
毎度お馴染み「道があれば潜る、穴があれば入る」。
水中のサンドロード。
ここスキューバで通れば気持ち良いだろうな!!
動画を撮っていたつもりが写真しか残っていませんでした・・・。
良いポイントになりそうです。
ダイバーだけが行くことの出来る秘境
— 原付ダイバー 沖縄太郎 (@gentukidiver) June 20, 2022
夜はTg5を持ってガッツリマクロ、朝はGoPro10を持ってガッツリ冒険
スキンで泳ぎ回って、気になった場所をスキューバで潜る
こんな感じで海に行ってます🏖️ pic.twitter.com/7e3pnrKvGG
さらに進んでゆき、テキトーなクレバスを抜けるとダイバーだけがいける秘境に!!
とにかく気になる場所があれば立ち寄っていきます。
ひたすら崖沿いを泳いでいきます。
にしてもベタベタ!!
この時6月初旬ということで水温も20度ないくらい。
ウエットには辛いですが泳げば意外と暖かいものです。
海面まで伸びる海藻。
5mはあろうかという巨大なものでした。
そして1つ目の洞門。
ここは調べても名前のなかった場所です。
山陰海岸にはこういった場所がたくさんあります。
中からの景色。
天窓が2か所あり、両方から光が差しています。
洞門を過ぎて少し進むと・・・「亀山洞門」に到着!!
今回の1つ目の目的地です。
洞窟に入ってく、そして洞窟から出る2つの動画を紹介します。
水中と水上と両方合わさっての地形なので撮影が本当に難しいです・・・。
水中を撮れば水上が撮れないし、水中を撮れば水上は撮れないし、かと言って両方合わせては撮れないし・・・。
最深部は天窓があり、そこから光が差しています。
洞窟自体は水中からもう少し奥まで進めるようになっており、良型のメバルがたくさんいました。
この場所の真裏も探索しましたが、入れそうな場所はなかったのでおそらく行き止まりです。
亀山洞門を抜けて続いての目的地は「日本洞門」。
入口は小さく見えますが、中は広い空間になっています。
こちらも洞窟に入っていく途中から最奥に到達した後、振り返って入口の方を撮影しています。
日本洞門は奥行きが82mもあるためなかなか全容がつかみきれません。
最奥に光の差し込む箇所があり、よく見ると鍾乳石や石灰被膜が見られます。
洞窟の入り口には立派なイカがいました。
名前はわかりませんが、とりあえずおいしそう!!
続いて日本洞門の隣の洞門。
名前は調べても出てきませんでした。
しかしこちらもしっかり奥行きがあります。
今度は水中からGoPrpを出して全景を撮影。
上げたら上げたで曇るんよな・・・。
さらに続いて日本洞門の隣の隣の洞門。
こちらも名前は出てこず。
ここは奥行きは先の洞門ほどはないですが、程よい水深と差し込む太陽の光がとてもきれい!!
さらに洞窟内では豆アジが群れており、奥へ進むと今度はドチザメの赤ちゃんがたくさんいました。
ライトを照らせばサメがいる。まさに天国でした!!
これも本当に巡り合わせ。いつまでいるかも、来年いるかもまったくわかりません。なんせ情報がないので。
こんな素晴らしい場所があるのに案内するバディがいないのは残念でなりません・・・。
原点回帰のダイビング!! pic.twitter.com/HK1vaAtnyG
— 原付ダイバー 沖縄太郎 (@gentukidiver) June 19, 2022
癒しの風景です♬
本来ならここで満足して帰ってもよいぐらいなのですが、あと1か所目的の洞門があるので泳いでいきます。
途中にはまた別の洞門。
澄んだ海の中で、途中途中でやたら濁っている場所が。
ワカメが放精しているのかなとも思ったのですが実際のところはわかりません。
そんなこんなで到着「居組洞門」。
ここは亀山洞門、日本洞門と違い、大きなアーチの形です。
ここを通ってゴール!!
と言いたいところなのですが、残念ながらここが折り返し。
行きしなに見るものは見たので帰りはサクッと帰ります。
道中漁師さんに止められましたが、狩猟ではなく撮影をしていることを伝えると特に何事もなく終わりました。
朝っぱらからピンク色のフィンと赤いフロートが海上を突き進んでいたら何事かと思いますよね!!
私調べでは兵庫県の沿岸には名前が出ているだけでも40近くの洞門があります。年初に片っ端から調べ、1つずつ見に行ってみようという計画を立てました。
今回はそれの第1回目。「亀山洞門」「日本洞門」「居組洞門」の3つを制覇。
片道1.5㎞なのでまだお手頃な距離感かなと思います。
しかし実際に泳ぐとわかるのですが、至る所にある面白そうな地形。1つ1つ確認しないとなんか落ち着かなくて・・・。
大小合わせると100は確実にあると思います。
さて、兵庫県にいる間にいくつ巡ることができるかな。隙を見て順次巡っていきます!!