はいさい、
今週末はいよいよ台風が最接近。
当初はすぐ熱帯低気圧になると思っていたのが、ここまで勢力を強めるとは・・・。
ということで今回は「ギーザバンタ」のスキューバのログです!!
沖縄の一般的に知られているポイントの中でもなかなかハードなポイント。
まず海況を読むことが難しい。いつ行っても荒れている印象のあるポイントで、実際私も行ったことあるのは学生の時の1度だけ。本当に信頼できるバディじゃないとなかなか来たくないポイントです。そしてこのポイントはエントリーエグジットもハードです。ある程度整備されているとは言え、あの斜面を上り下りするのは難儀です。沖縄のビーチエントリーに慣れていないとここは行けないですね。
そんな潜っている人も少ないポイントですが、だらからこそ情報として出すのに価値があります。地形派必見の海の中をお見せします!!
ということでまずはエントリーの風景から。。
途中までは階段と斜面が整備されていますが、途中からはちょっとした崖を降りていきます。
ちなみにこの日の海況は過去最高にベタベタ!!
太陽も出ていて、絶好のギーザ日和です!!
エントリーしてすぐに狭いクレバスに入ります。
ここを通り抜けた奴のみこの先を案内する。
そう背中で語っているきがします。笑
試練を突破し無事地形のなかへ潜っていきます!!
さて、ギーザの地形!!
どんな景色が広がっているのか楽しみです!!
と、入って早々引き返してきました。
どうやらこちらは行き止まりだった様子。
地形探検あるあるですね。
気を取り直して他の地形へ。
ふと振り返った時の風景が綺麗だったのでパチパチ。
メインの地形へ入っていきます。
途中には伝説の超巨大伊勢海老。
人が入らない分伊勢海老もノビノビ暮らしています。
この大きさだとさすがにBCに入らないな・・・ハッ
しばらく進むとホールのように開けた地形。
感動しながらフラフラするのですが、うっかり来た道を見失うと本気(マジ)で焦ります。
私も何度か経験が・・・。
ふと見上げると所々から光が差しています。
完全なオーバーヘッドではありませんが、さすがにこの穴からは浮上できません。
気を取り直してさらに進んでいきます。
出口まで来ました。
狭いではありますが、人1人は通れます。
一旦地形を出て、さらなる地形を探す旅にでます。
と、紹介が遅れました。
バディのF岡さん。
沖縄を出る直前に1度一緒に潜り、そこからも時々連絡を取っておりました。
F岡さんはこのポイントが大好きで、昨年1番潜ったポイントがギーザなのだそうです。それってつまり沖縄、日本、いやいや全世界で一番ギーザで潜ったダイバーということでは。
よろしくお願いします!!
入口は狭いですが、中はなかなか広め。
この広さならするする進めます。
この日は右手にGoPro、左手にライトと両手が塞がっていたのである程度は肺で浮力調整。
そんなこんなで出口が見えてきました。
ドカーンとめちゃくちゃ良い地形!!
ここはメインに出来る地形だな。
地形を過ぎてもクレバスが続きます。
この場所は大度の水路を出たところの地形が延々続く感じ。
残波や具志川の巨石がゴロゴロした地形ともまた一味違い、サザンリンクスの様にドーーーーーんと構える地形ともどこか雰囲気が違います。
地形としては大きく構えつつ、細部にまで拘った繊細さのある地形。
私はそんな風に感じました。
ふと振り返ってこちらを確認するF岡さん。
頼りにしております!!
そうこうしているうちに新たなる地形へ!!
ポッカリ空いた穴を発見。
中は先ほどよりも広く、ここであれば安心して通過できます。
分岐はないけど曲がりくねった道。
地形も丸みを帯びているのでウエットスーツに優しいです。
おおーー。
さすがに通れなかったようで戻って来ました。笑
ここまでで行き止まりなので、元来た道を戻るのですが、途中で分岐を発見。
地形自体は単調なのでまだこの範囲なら覚えられます。
なかなか奥行きがあるなと思いながら進みます。
途中では天窓スポット。
この場所で光が漏れている場所はここだけでした。
うっかり見とれているとバディを見失いかけます。
ライトの光が漏れるとは言え、前を照らしていたり、地形を照らしていると意外と分からないんですよね。
今回のように分岐があったり、障害物がある場合はなおさらです。
にしてもここの地形凄いな。
感覚的には大きな円柱を回るようにルートが出来ています。
こんな感じでバディは前に確かに居るのですが、曲がりくねって、手前の岩が障害物になっているので光は全然漏れていません。
と、出口までやって来ました!!
コマネチ決まってます!!
ちなみに出てきた場所は先に入った場所と同じです。
やはり円柱の周りに通路があるような感覚ですね。
そしてラストの地形。
え、ここ通れんのか・・・??
少し体を入れて、ここはさすがに無理かな~と判断したのですが・・・
「行ける行ける、おいでおいで」とのこと。
地形を観察して、一番広いスペースめがけて突入。
入口こそ狭いですが、中は余裕で通れる広さです。
しかしここは久しぶりに息が詰まったな~。
と思ったら、これまた狭いところだな~~。
こここそ本当にバディを選ばないと来れない場所ですね。
改めて写真を見返すと、一体どこからどうやって出たんだと・・・。
地形を出て、ホッと一息。
やべぇ冒険だ。
最後は地形をフラフラしながら戻ります。
太陽も透明度も地形も最高!!
楽しいダイビングをありがとうございました!!
上がってからがこれまた難儀なのですが、ちょっとした崖を上ってエグジット。
ダイビング後にする運動じゃねえ!!笑
「ギーザバンタ」のエグジット
— 原付ダイバー 沖縄太郎 (@gentukidiver) May 30, 2023
一般的に知られているポイントの中では、トップクラスにエントリーエグジットが大変
もう、ダイビング後にする運動じゃない😅
でもこれもまたビーチセルフの楽しさ!!
どこまでも歩いて、泳いで、登って、降りてしながらダイビングを楽しんでいます👍 pic.twitter.com/jWOJIWfy6v
ここの昇り降りに耐えられる方、また行きましょう👍
ということで「ギーザバンタ」のログでした!!
終始地形に圧倒されました。
ダイビングのほとんどを地形の中で過ごし、地形派にとっては天国の様な場所。
こういう場所はファンダイビングではまず案内しません。自己責任で潜るセルフダイバーだからこそ来れる場所です。ある意味では、エントリーエグジットが難儀なために慣れた人しか来ないのでありのままの自然が残っています。ここが簡単には入れてしまうと、それはそれで危ないですね。セルフに慣れてきて、ドキドキしながら万座や残波に行っていましたが、ここはここで特別です。沖縄のビーチエントリーに慣れてきて、地形が好きな方は一度は行ってみると良いかもです👍
最後動画も張っておきますのでご覧ください!!
「ギーザバンタ」の地形
— 原付ダイバー 沖縄太郎 (@gentukidiver) May 30, 2023
丁度良いところに丁度良い地形。
迫り来る地形に圧倒されます!!
いろいろ案内してもらったけれど、複雑すぎて全然分かりませんでした... pic.twitter.com/yZ6gI0Lgw2
「ギーザバンタ」の地形
— 原付ダイバー 沖縄太郎 (@gentukidiver) May 30, 2023
ダイビングの最初から最後まで地形のオンパレード
これはバディがはハマるのも分かるな...
次は自分でもルート開拓してバディを連れて行きたいと思います👍
で、このポイントはここからまた難儀なんですよね.., pic.twitter.com/8baEZ7m5uI