はいさい、
結局台風は何事もなく過ぎ去ってゆきました。
心配していた12号も熱帯低気圧になったようで、しばらくは平穏が続きそうです。
ということで今回は「天仁屋」のスキューバのログです!!
4月に来て以来の天仁屋。風、海況、ポイントの場所の関係からなかなか来れなかった場所です。ここで潜るにはなかなか気合が居るのですが、今回は以前天仁屋に行ってみたいということを以前から来ていたバディと潜って来ました。自分で開拓した場所を案内するのは好きなので、行きたいと言われると案内したくなるのが私の性。海況が読めない中ではありましたが、今回のバディなら大丈夫だろうと踏んで潜って来ました!!
ということで天仁屋です!!
南東の弱い風。風自体は当たるのですが、数日弱い南東風だったので意外といけるのではないかと思いやって来ました。
なんせヤンバルの東海岸は情報がないうえ、海況の判断要素も少ないので行くタイミングが難しいです。ベストは西風。とはいえ西風が吹くタイミングはかなり限られるので、風だけだと年に数日行けるかどうか。
今回はその可能性を広げためのダイビングでもあります。
結果から言うと、海況はベストではありませんが、水中は問題ない海況でした。問題は水面移動。島の右側は最初に来た時同様かなり流れていました。ここだけ見ると上級者向け。それもビーチに慣れた上級者向けかなと思います。場所によっては水深2mの場所を潜降してから這って進んだ方が早いぐらい。かと言って這っていると今度は波に剥がされてしまいます。泳ぐか這って行くかはそれぞれの判断ですが、本当に海況が良い時以外はお勧めしないのが現状出せる情報かなと思います。
その辛い水面移動はすっ飛ばして早速潜降です!!
何度か波に巻かれそうになりましたが、うまく波に体を合わせて回避。
前回行った場所まんまに辿り着くのは不可能だと思っていましたが、意外と戻って来れました。
行き止まりなので引返します。
今回のバディはNさんとま~さん。
穴を通ったり、行き止まったり。
人生いろいろあります。
一旦リーフの外へ。
メインの場所に行くにはまだ時間が有り余っているので、別の穴を気分の赴くままに進みます。
テキトーに進んでも地形を楽しめる素晴らしい場所。
前回の記憶も辿りながら進みます。
もう1本どりしないとどこがどこか、写真だけでは判別不能。
ただ、あーここ通ったなーーということだけは分かります。
付近のエリアは一通り捜索。
どこも通ったことのある場所。
穴の誘惑があるため新規で探す前に惹かれてしまいます・・・。
一度全ての誘惑を捨て去り開拓し直さないと!!
再び一旦リーフの外へ。
外は外で個性的な岩がオブジェのように佇みます。
そして再びリーフの中へ。
少し早いですがメインの場所へ向かいます。
もっとダイビングの後半に持ってきたかったのですが、20分ほどで来てしまいました。
えーと、どこの場面かは判然としませんが、メインの場所の近くのはず。
太陽の光は入っていますが、4月ほどの太陽光ではありません。
まだ時間が早いのか、高度が足りないのか。
そのままトンネルの方向へ。
ここはいつ来ても絶景です!!
光は入っていますが、そこまで強くないのはなぜだろう。
当時7月。
季節は動かせないので、前回の絶景の時と同じ時間帯までゆんたく。
コントラスト自体はめちゃくちゃ綺麗です。
少しうろちょろして2周目。
さっきも似たような写真がありましたが、ここの景色がめちゃくちゃ好きで、何度見ても楽しめます。
2周目もレーザービームほどではなく、ほんのり入る光でした。
3周目に向けて別ルートを模索。
この後ここの土砂は台風に蹴散らかされました。
全然違う景色なので、最初目を疑いました。
それはまた今度のログで・・・。
次回行けそうなルートを模索しながら良い場所を探します。
行き止まりを引き返す図。
穴は片っ端から確認していきます。
そして3周目。
先ほどよりは光の入りは良くなりましたが、4月ほどではありませんね・・・。
太陽の位置的に次回は秋ごろ同じくらいの高さになるとのことなので、その時に期待です。
まあ、何度通っても楽しい場所。
光は残念でしたが、そうでなくても地形だけで充分楽しめます。
別にお金とられるわけでもないし、順番待っているわけではないので何度通ったって良いんですよ。
で、1本目はそのまま水中を泳いで陸まで戻ります。
で、ラストの地形。
ここで水深10mありません。
全体を通しても深くて15mなので、めちゃくちゃヘルシー。
このオーバーハングになっている場所もお気に入り。
これで最後かと思うと名残惜しいですね・・・。
ちなみにリーフエッジは波が当たって、白波が立っています。
ここの波は複数の方向からやってくるので、流れが複雑になり厄介です。
下が泥っぽくなってきたらそろそろかな~という合図。
最後の水中移動だけで400mほどあるので、安全停止しながら効率よく??進みます。笑
ということで「天仁屋」のログでした!!
紹介したい地形が多すぎて毎回長くなってしまう天仁屋のログ。本当に綺麗なので是非見て欲しいのですが、カレントがよく発生するので安易にはお勧めできません。
まだ沖への流れじゃないだけマシではあるのですが、地形の形状から島の左側は沖へ流れても全然おかしくないです。海況判断もコツがいるので知っている人と行くのが一番ですね。
最初にも書きましたが、ベストは西風。今回は弱い南東風。海況の情報が圧倒的に不足している場所ですが、弱い南東風が数日続いていれば潜りに行けることが判明。とは言え海況はベストとは言えないので、ベストを狙うと、西風ピンポイントで行く必要があります。沖縄に帰って来てからは海況の判断材料が増えているので、行けるだろうとは踏んでいましたが、実際のところは確認しないと分からないですから。今回の風、潮汐、波高などをもとに行けるタイミング見て、また潜りに行きたいと思います!!
ではでは、天仁屋のログでした!!