はいさい、
2024年も早いもので1か月が過ぎました。
もう2月か・・・
温かくなるまでもうすぐですね!!
ということで今回は「レイダーホール2」のスキューバのログです!!
9月以来の辺戸岬。
北風が吹きだすと、まず潜れるタイミングはありません。
が、年の瀬の12月30日・・・奇跡的に弱い北風と南風が組み合わさり潜れる海況になりました(多分)。本当に潜れる海況だったのかは意見が分かれますが、地形を楽しんだ後無事怪我無く帰ってきているので、潜れる海況であったということは間違いなかったのでしょう。最後に来たチャンス。天気は二の次でとりあえず潜れればOKとのことで潜って来ました。
辺戸岬の海況
— 原付ダイバー 沖縄太郎 (@gentukidiver) 2023年12月30日
遂に辺戸岬も潜り納めですね...
今から干潮に向かって行くので、エントリーしやすくなる予想 pic.twitter.com/lqhb7j9MES
参考までに当日の辺戸岬の海況です。
波高1.5mの弱い南風。
無事に帰っては来ましたが、これ以上の海況ではさすがに行きたくないかな・・・。
エントリーはほぼ満潮。
まずはレイダーホール1から2へ行くルート。
リーフエッジは高波でさすがにエントリー出来ない海況です。
のでホール1から潜降。
上は相変わらず白波が立っていますが、丁度避けてリーフの外まで出ています。
まあ、リーフの中から潜降することありきで来たので計画通りではあります。
早速外へ出ていきましょう。
時折強く流れるので、戻りも進めるかだけ要チェック。
外に出たは良いけど、戻れないとなるとシャレになりませんし、今回の海況だとその可能性も十分考えられます。
通路の中から。
写真の左側の穴から入って来ました。
右側は動画でも撮ってみたのですが、結構な流れで体を固定するのも大変でした・・・。
レイダーホール1の地形
— 原付ダイバー 沖縄太郎 (@gentukidiver) 2024年1月28日
ポイントとして利用するのはこの時が初めて
ホール1から2へ行くコースを開拓して、最初から最後まで地形を楽しめるようにしました🙆♂️ pic.twitter.com/85JVPvw8TZ
ホール1も地形としてはなかなか面白いです。
ただ、ここで1本費やすにはさすがに範囲が狭いので、ホール2と併せて紹介します。
リーフエッジに近付くにつれ、頭上は白波まみれに。
流氷の下にいるような景色。
ここから浮上したら命はないかも・・・。
ホール1のリーヘッジまで来ました。
地形としてはかなり浅く、7mまでで納まります。
出口も外からでは探しにくいため、慣れるまではここから出ていくのがオススメ。
その代わり、ホール2から浮上するので、帰り方が歩く距離は長くなります。
土砂降りの予報だったのですが、予期せぬところで晴れ間が見えました。
本島を北上するほど天気予報の精度は落ちていくのは気のせいかな。
そのままレイダーホール2の方へ。
この大きな岩が目印です。
水路までやって来ました。
ここからは、先に沖側の洞窟から探索。
この洞窟が一番深い場所になります。
それでも水深20mまでもいきません。
途中天井が低いので要注意。
辺戸周辺のリーフの外で、このように洞窟になっている場所は他には知りません。
リーフ沿いはめちゃくちゃ面白いのですが、外は単調になるのが惜しいところ。
クレバスから外へ出ていきます。
ここも結局、享年案内した人は2人だけでした。
外まで出てきました。
ここから先は地形も単調になり、あまり見どころもないのでホール2へ引き返します。
私が初めて宇佐浜でスキューバをしたときはとんでもない透明でした。
その透明度があれば外も見ても良いのですが・・・。
とりあえず同じ場所を引き返します。
毎度のことですが、見える景色は全然違います。
RGBLUEを落としてから地形も十分に紹介できなくなっています。
やっぱり新しいのを買うべきか・・・。
途中は良さげな場所。
太陽が出ているタイミングで来ることがなかったのでこんな感じで光が入るとは。
これも新しい発見です。
本気を出すとこんな感じ。
画になりますな。
また水路まで戻って来ました。
ちょっとしたアーチを潜ってホール2の中へ戻ります。
ここからホール2へ戻るには2本のルートがあります。
ホール2から潜降した場合は2本とも通れるのですが、ホール1だと楽しめるのは1本。
アップダウンを気にしなければ両方楽しむこともできます。
今回は右側から。
激流のため泳いでは停滞するのみ。
地面を這うように進みます・・・。
この荒れようでは仕方ありません。
何とか出口が見えてきました。
なるべく息が上がらないように・・・。
無理のない範囲でゆっくり進みます。
何とか内部まで戻って来ました。
海の中で会う流れとしては一番強かったかも・・・。
振り返ると闇。
油断すると引き込まれそうになります。
タイドプールになっているだけあって、天窓は良い景色が広がります。
青空がうっすら・・・。
曇り模様だったけど、不思議なものです。
安全停止が終わったら最後の小部屋へ。
ここの景色も良いですよね。
太陽が出ているとカーテンが綺麗です。
そして最後の小部屋へ。
ここは浅い場所に通路があるため、普通は気付かない場所にあります。
安全停止後に、エアに余裕を持って向かいましょう。
見る角度、タイミングで景色がまるで違います。
特にこの日は地上に打ち上げた白波がこの穴に逆流し、それはそれは見たことのない景色が広がっていました。
太陽が出ているタイミングで潜ることはあっても、荒れている時にわざわざ潜ることはないでしょうから、貴重な景気となるはずです。
レイダーホール2の地形
— 原付ダイバー 沖縄太郎 (@gentukidiver) 2024年1月28日
雨予報でしたが、うっかり晴れ間も見えました🙆♂️
同じ地形の中でも少し場所をズラすだけで見れる景色は全然違います!
そして白波が逆噴射する景色はなかなか見れるものではないはず🤔
去年は4回潜って晴れは1回のみ...その1回も電池切れで後世に残すことが出来ませんでした... pic.twitter.com/yWMZt8f7qX
動画でもどうぞ!!
実は一度太陽が出ている時に潜っているのですが、その時は強烈なレーザービームでした。
その時はカメラの充電がなかったためカメラに納めることはできませんでしたが、この夏は絶対に後世に残したいと思います。
最後の小部屋を出てから浮上。
あの小部屋は光こそ入りますが、穴が小さいので浮上は出来ません。
その分感じる閉塞感も凄いです・・・。
浮上する時には完全に曇ってしまいました。
最後ぐらい太陽見たかったな。
ということで「レイダーホール2」のログでした!!
まさかの年末に潜りに行った辺戸岬。
波高1.5mと海況は全然良くありませんでしたが、潮汐さえ合わせれば何とか潜れることが分かりました。この日が潮汐良かったわけではありませんが、この時潜れたのであれば、これ以上悪いタイミングで潜ることはないでしょう。ある意味最低ラインのタイミングが分かったのかなと思います。
この日は一時土砂降りの予報でしたが、その予報は完全に外れ、むしろ太陽が顔を出すときもありました。レーザービームとまではいきませんでしたが、期待していなかっただけに嬉しい演出でした。
無事ホール1からホール2へ繋がったことだし、またバディを案内するのが楽しみです!!