はいさい、
今週末は2週間ぶりに海予定。
北風の日も増えてきて、南部の地形をゴリゴリに攻める時期がやって来ました。
ということで今回は「幸喜公園北ビーチ」のスキンダイビングのログです！！
当初辺戸岬に行く予定が台風がせっきんしていたこともあり急遽名護湾のこの場所へ。
幸喜公園北ビーチからエントリーし、名護の警察署の裏辺りまで泳いでやろうという作戦です。許田の辺りは海辺こそ良く通りますが、エントリー場所がないために完全に空白地帯になっていました。そのアエリアを一網打尽にしてやろうと考えて提案したのがこのルートです。遠泳となればバディはもちろんあのお二方。3人そろうのは久しぶりですね。お手柔らかにお願いします～～。
エントリーは公園の北側のビーチから。
ここが6㎞遠泳の冒険の出発地点です。
許田の未開拓エリアをごっそり観察してきます
バディはHitoikiのお2人。
よろしくお願いします！！
最初はとりあえず沖出し。
サンゴもりもりで素晴らしい場所。
あまり期待していなかっただけに嬉しい発見です。
テーブルも枝サンゴも両方あり、国頭とも引けを取らないボリューム。
リーフの外まで来たら今度はリーフに沿って北上。
ゴールを目指してひたすら泳ぎます。
ここのユビエダハマサンゴの群生も見ごたえがありました。
人が入らないからか、巨大なシャコガイがそこら中にありました。
砂地を泳ぐ純子さん。
絵になります。
砂地に出ると今度はスロープ。
このまま降りていくと水深２０m以上はとれそうな深さでした。
スキューバで行けば何か発見があるかな。
ちなみにこの時はアゲインストの流れ。
抵抗MAX状態のフロートも持っていたので結構しんどかったです。
先ほどのスロープは水路のようになっており、沿っていくとどんどん浅場へ。
そしてこの浅場が凄かった！！
まるで離島の様なサンゴと砂地と透明感。
ナカユクイとも崎本部ともまた違う雰囲気が漂っています。
編集して、肉眼に寄せるとこんな感じ。
確かグーグルマップで見ると、ここだけ明らかにコバルトブルーです。
ここだけピンポイントに狙えるエントリー場所を探したいところ。
砂地を堪能後、水路を渡って、いよいよ許田インターの前へ。
その前に定置網。
カメを追う佳樹さん。
水路横断中は、途中全然したが見えない場所も。
確実に２０m以上あり、スキューバの探索にはもってこい。
陸からも近いですが、エントリー場所がないので・・・。
だから遥々泳いできたんですよね。
いよいよ許田インターを降りた５８号線沿いです。
何度綺麗だなと思いながら海を眺めてたことか。
ある意味憧れの海です。
さらに少し泳いだところでミニドリームホールの様な地形。
通るには狭かったので通らずでしたが・・・
なんと「ネムリブカ」を発見！！
泳いでいる個体が居たので純子さんが追いかけたとろ寝床に辿り着いたとのことです。
お手柄です！！
結局ここだけで３個体確認。
場所はこんな感じ。
道の駅の少し手前ですかね。
クマノミたちも元気そうでした。
そして意外も意外。
サンゴがめちゃくちゃキレイ！！
上から見ると綺麗ですが、湾になっているので、透明度微妙、サンゴもボチボチなのかと予想していたのですが、それを大きく裏切ってきました。
全長６㎞のコースで半分も行ってない中、許田インター過ぎれば流しかなと思っていたのが、まだまだ楽はさせてくれません。
デバスズメも乱舞して本当に綺麗な場所です。
そしてここで発見した人工物。
詳しい人に聞くと、「台船」と呼ばれる自走しない船とのことで、まさかの沈船を発見！！
形はどうであれ、沈船は沈船です。
この発見に大興奮。
全く情報の無かった場所での発見だけにめちゃくちゃ嬉しかったです。
ここまで予想を裏切りすぎて・・・。
１つ断っておくと、ここまでうまくいく開拓の方が珍しくて、私も本当１３０ヵ所以上で潜って来ましたが、沈船を見つけるのは初めて。ネムリブカ、砂地とサンゴも場所もそうですが、間違いなくこの開拓は大当たりの部類です。
恐ろしいのが、まだゴールまで半分ほどしか泳いでいなかったこと・・・。
ペース配分がめちゃくちゃです。笑
ようやく許田の道の駅の沖合まで来ました。
この辺りでエントリーするとすれば候補の１つはこの道の駅ですね。
ここから折り返し、ペースアップで進んで行きます。
内湾に入るにつれてサンゴも控えめに。
むしろこんな感じの景色が続くのかと思っていました。
かと思えばまたまたサンゴの群生。
どこまで続いていくのか見ものです。
まだしばらくはキレイ。
少し露出岩に立ち寄りながら進みます。
この日は７月２９日。
８月頭に襲った台風の影響が出始めた頃で、名護湾とはいえ少し風浪が出ていました。
だから流れもきつかった・・・。
そしてようやくゴールが見えてきました。
とは言え、まだ１．５㎞ほどあります。笑
しかしここまで来るとさすがにサンゴもかなり少なくなりました。
湾の奥に入るにつれ、海底の性質もガレから砂へ。
最後はエグジット沿いでキッカサンゴを見ながらエグジット。
局所的ではありますが、この景色でも十分楽しめます。
ここまで立派なキッカサンゴを見つけるのが難しいぐらいです。
ようやく陸地か・・・。
そしてみんなでゴール！！
全長６㎞、時間６時間のスイムがようやく終わりました・・・。
ということで「幸喜公園北ビーチ」のログでした！！
久しぶりに６㎞のコースを組んだわけですが・・・。これが意外といけるもので、流れやフロートがあった割にガンガン進んで行けました。その代わり足はフィンずれで血まみれに。定期的に泳いで皮膚を強くしていかねばなりません。
６㎞泳いでみてですが、結果大当たり。当初の予想を大幅に超える感動の連続でした。サメ、カメ、カクレ、沈船、サンゴ、砂地。まさかここまで楽しめるとは思わなかったし、正直許田インターを過ぎたら流すだけだと思っていたので、ペース配分もだいぶおかしくなってしまいました。笑
台風接近直前。あまり行けないポイントだからこそ、こういうタイミングで潜りに行きましたが、本当に期待以上の成果を得られ大満足です。
ただ、こんなに大満足できる開拓が毎回続くわけではないので・・・過度に期待せず、のらりくらりと今後もいろんな場所を開拓していこうと思います。
ホントはそれぞれでポイント名付けて、ポイント数も増やしたいのですが、それはスキューバでピンポイントで遊ぶか、エントリー場所を変えてから。今度はスキューバでの再訪も視野に入れながら計画していきます。
ではでは、Hitoikiさんもご一緒いただきありがとうございました！！
お誘いする時は毎回長くなると思いますが、その代わりとっておきの場所ピックアップするのでまた潜りに行きましょう！！
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