はいさい、
週末潜りたい場所があるけど、海況どうだろう・・・。
風向き的には悪くないけど、海況は未知数だな・・・。
ということで今回は「なかゆくい」のスキューバのログです!!
夏場はあまりに人が多いので避けていたポイントですが、10月ごろから観光客も落ち着き徐々に潜るようになってきました。時は12月。さすがにダイバーも少なくなり、ゆったりまったり出来るようになってきたナカユクイ。バディが「ツバメウオの群れ」を観たいということで探しにいきました。以前からインスタやツイッターでは見かけていたのですが、所在地までは分からず・・・。おおよその検討は付いていたのでそこに行ってみた次第です。
場面は海の中から。
まだ朝早いナカユクイ。
太陽燦燦。透明度良好。
とても12月とは思えません!!
最初は水面移動でクロスラインの近くまで泳いで行くのですが、しばらくこの景色が続きます。
カメとエイもお出迎え。
1枚の画の中に納まるのはなかなかないタイミング。
良いところにナイスです。
そしてバディはTさん。
浮遊感を全く感じない一枚。
水中の水面に居るのか、水底に居るのか、中層に居るのか。
なんとも分かりにくい1枚です。
カメはもう1個体。
端まで水面移動で行くのが面倒だったので潜降。
SNSで見ていたツバメウオであれば高い位置から探した方が探しやすいではありますが、検討付けた場所に居ることを願って進みます。
そんな今夜でクロスライン側の根まで来ました。
ここら辺に居るはずなんやけどな~~。
ナカユクイのツバメウオ
— 原付ダイバー 沖縄太郎 (@gentukidiver) January 15, 2024
存在は知っていたけど、場所は知らなかったツバメウオを無事見つけてきました
もはや本島周辺で見れる場所と言えば、もうここぐらいなのかな...
いないなら
探してしまえ
ツバメウオ
タロヲ pic.twitter.com/t18YhLeBuB
無事発見。
10個体ほどがなかよく固まって泳いでいました。
バディとツバメウオが最高に画になります。
ここのツバメウオがいつからいるのかは知りませんが、ビーチから行けるポイントとしては、今となってはここぐらいしか見れないんじゃないかな・・・。
メタリックツバメウオ。
これを表紙にしたいけど、バディ込みの写真も捨てがたい・・・。
お気にの1枚です。
付近の根を少し探索。
ナカユクイほどサンゴがビッシリではないですが、様々な種類のサンゴが共存しています。
様々な種類のサンゴが集まっている方が、庭園の雰囲気があって個人的には好きです。
ユビエダハマサンゴもありますが、ナカユクイほどのもっさり感はありません。
ここらへんに「カクレクマノミ」が居るはず~~と5年前の記憶を頼りに探し当てました。ただ、もう1家族は行方不明のままです・・・。
ここからどうしようかと思ったのですが、まだちゃんと見れていない深場の魚網へ。
途中にはボートからエントリーのダイバーも。
皆さん地面に噛り付いていましたが、ハゼやらジョーフィッシュを狙っているのかな。
この辺りだったような気もするけど・・・。
そして魚網までやって来ました。
ナカユクイ側の魚網というほど立派なものではありませんが、ヨスジフエダイが群れ、カメも安定して観察できます。
「ケラマハナダイ」も群れています。
本当の生息域の南端がこの付近じゃないかな。
近くではカメとTさん。
お見合い中。
そして隣の魚網へ。
なんか距離感がバグっていたのですが・・・。
アレーこんなに近かったっけー。でも確かにナカユクイの魚網だしなーー。
残圧もそこそこなのでリーフの方へ戻ります。
ここからは安全停止をしながらひたすら癒しですね。
ナカユクイのタイマイ。
私が学生の時からずっといる個体かな。
実に4年ぶりの再会です。
ナカユクイのカメ
— 原付ダイバー 沖縄太郎 (@gentukidiver) January 15, 2024
前足を器用に使ってご飯を食べるカメがめっちゃ可愛い
本島でタイマイが安定して見れる場所はナカユクイしか知りません🤔 pic.twitter.com/cBsG7hAg7U
前足を起用に使ってモグモグタイム。
見た感じサンゴを食べているのかな。
ちなみにタイマイは植生によって毒を持つことがあるそうで、食べる文化のある場所ではたびたび食中毒を起こっているとかいないとか。
太陽とサンゴとバディ。
この景色を見ながら安全停止が出来るというのがもう贅沢です。
1本目は最初から最後まで、とにかく癒しのダイビングでした・・・。
そして今回はそのまま2本目へ。
2本に分けるにしては少し紹介出来る部分が少ないかなと思い、合体しての紹介です。
2本目はお菓子御殿からまっすぐ沖出し。
目指すは水深50m。
「ウミエラ」の目撃情報があったため見に行きました。
2本目も相変わらず透明度は最高。
20mは確実に見えています。
潜降後まずは根に沿ってまっすぐ沖出し。
途中にセンジュイソギンチャクがありましたが、付いているのはハナビラクマノミでした。
終点までやってきました。
リーフの上はサンゴだらけ出たのですが、この付近は皆無。
恩名ポイントでももう少しあるよなと思いながら見ていましたが、何か条件が合わないんでしょうね。
そのまましばらく中層を移動。
50mくらいまで落とせそうな場所まで行きます。
そろそろかなあとか思いながら降り立ちました。
結局最深部で44.9m。
この先まだ落ちそうでしたが、すでにかなり解くまで来ているので今回はここで引き返します。
肝心のウミエラは見つけられませんでしたが、「エクレアナマコ」はたくさんいました。
残波の深場で見て以来ですね。
地味ですが、結構珍しい生き物なんです。
そろそろ水深も上げつつ陸の方向へ。
上からのアングルにはなりますが「龍宮」のサンゴも観察。
そういえば、今回行き着いた場所が群生の端っこでした。
大きなホヤ。
ナンくらいあります。
中は空洞になっている様子。
手を突っ込むTさん。
下が見えるか見えないかの中層をひたすら進みます。
潜る前にちゃんと陸の方向にコンパスをセットしておかないと簡単に迷ってしまいます。
沖出しした後の中層移動はこれが怖いですよね。
途中ではアオウミガメも遭遇しましたが、パチパチ撮っている余裕はありませんでした。
このぐらい下が見えてくると安心ですね。
ちゃんと陸の方向へ進んでいてよかったと、ホッとします。
ここからは癒されるだけですね。
深場に長くいたので、いつもよりじっくり安全停止。
安全停止というか、サンゴに癒されていたらいつの間にか時間が過ぎています。
ナカユクイのリーフエッジってこんなにテーブルサンゴ綺麗でしたっけ。
昨年帰ってきて思いましたが、私がいた頃はこんなになかったと思います
良い感じの根も発見。
テーブルサンゴと枝サンゴが共存し、画になる場所ですね。
ひたすら水中を進んでいるとケーブルに合流。
このケーブルも4年前はここまで露出していなかったと思います。
台風の影響なのか、ここ数年で見える景色はだいぶ変わりましたね。
良い目印になるのでありがたいです。
ということで「なかゆくい」のログでした!!
この日だけでナカユクイをかなり広く泳ぎました。
とりあえず目的にツバメウオはご対面。いつから集まり出したのかは分かりませんが、前田岬のツバメウオもいつの間にかいなくなり、ビーチから見れる場所はここぐらいしか知りません。サンゴやカメ、砂地含め、大事に残していきたいポイントです。
正面もずっと沖出しをしましたが、成果と言えばリーフエッジのサンゴとエクレアナマコでしょうか。リーフエッジのテーブルサンゴと、根で矯正するサンゴたちはまるで北部の海を見ているようでした。2本目の目的の「ウミエラ」こそ見れませんでしたが、何となく雰囲気は分かったし、とりあえず癒されたのでよしとしましょう。
50mの世界は・・・気が向いたらまた見に行ってみます。
ではでは、2本続けてお送りしました!!