はいさい、
本日冬用の寝袋を受け取るはずが、まさかの届いていないという・・・。
この週末乗り切れるのかな・・・。
ということで今回は「安和の階段No.3・4」のスキューバのログです!!
約1年ぶりの名護湾の階段を片っ端から降りていく作戦。
2本だけ降りてからしばらく名護湾から遠ざかっておりました。
もともと地形派で南部ばかり潜っていたこと、そして名護湾は遠いのであまり気乗りしませんでした・・・。が、マクロバディが居れば話は別。丁度年末に泥地にハマったこともあって久しぶりに潜りに行った次第です。
階段は2本降りたのですが、ログは1本にまとめて紹介します~~。
場面は海の中から。
昨年は一年通して名護湾で潜ったのは3月だけ。
年末に崎本部に行きましたが、それまで一度も潜っていません。
透明度は良好。
透視度はところにより悪いです。
名護湾も端っこから潜っていくと早い段階で泥地が現れます。
とりあえず居る魚をパチパチ。
「ホホベニサラサハゼ」。
「カスリハゼ」。
もはや定番になって来ました。
少しずつですが、名前も覚えてきています。
泥地でよく見るハゼですが、同じ泥地の糸満ではあまり見ません。
スナイソイソギンチャク??
たまに見ますが正確には分かりません。
少し硬そうな触手。
この付近のロープは記憶があります。
前回まではこれに沿ってまっすぐ沖出ししたので、今回はそのまま横切って陸に平行に進んで行きます。
途中見つけたイソギンチャクには「イソギンチャクエビ」。
イソギンチャクモエビではなくイソギンチャクエビです。
さらに進むと魚礁のの様な、魚網の様な。
設置してあるのかも、転がってきたのかも不明です。
「ミヤコイシモチ」。
塩屋湾で見た時は名称不明だったのですが、この時に判明。
今まで印象になかっただけなのか、名護湾でも初めてみた気がします。
多分「スミツキアトヒキテンジクダイ」。
ちょこちょこ見ますが、同定がめんどくさくてスルーしていた魚です。笑
正直イシモチとテンジクダイの違いが分かっていません・・・。
「サビウツボ」。
なんかウツボすらも久しく紹介していない気が・・・。
「ヨスジフエダイ」の幼魚もちらほら。
ちなみに透視度はこんな感じ。
与那原に比べればよいですが、バディ間距離は適切に。
ということでTさんよろしくお願いします!!
魚網の近くには「クサハゼ」。
昨年ボートで見て以来。
初めて見たのは昨年潜った時の安和の階段エリアです。
そのほかにも目印がちらほら。
「ウスゲショウハゼ」??
ケショウハゼではないよな・・・。でも形はこんな感じな様な・・・。
落としどころがこの名前のハゼでした。
残圧もボチボチなのでそろそろ浅場へ・・・。
そして上がってくると、何やら見たことのある景色が・・・。
ひょんなところから「ナカモトイロワケハゼ」。
全く予期せぬ出会いでした。
なんか場所が変わったと聞いていたのですが、ここは前からあったとのこと。
かなりシャイな個体だったので、この1枚しか撮れませんでした・・・。
バディが見つけた「ダイダイマダラウミヘビ」。
これはお見事!!
砂から刺さっている系の魚は、沖縄ではチンアナゴ以外初めてです。
すぐに引っ込んでしまい、この魚もこれが限界でした。
続いて根を転々と。
左端にスカシテンジクダイが群れています。
夏前とかもっと多くなるのかな。
「カクレクマノミ」も発見。
イソギンチャクの大きさから、以前一度見たことある場所。
パルプンテからエントリーして東側に強く降って進んだ時に着た場所。
またまた目印。
目印として撮りはするけど正直覚えてはいません。
別の根にもスカシテンジクダイが群れていました。
大群ではないけど、遠くからでも群れているのが分かるぐらいではあります。
証拠程度の「ケラマハナダイ」。
名護湾にはいても糸満にはいない。
不思議なものです。
そしてずーーーーっと謎だったこの魚。
ようやく正体が判明しました。
「クロエリオオメワラスボ」。
飛んでいる姿しか印象になかったのですが、よっしゃぶか!!の前はこんな感じなんですね。
そちゃいくらチンアナゴの中まで探しても出てこないわけです・・・。
1本目はカメも2個体発見。
沖では待ったくみませんが、浅場に意外といますよね。
バディを撮るバディ。
そのまま2本目へ。
茶碗をひっくり返したような、まん丸サンゴ。
圧倒的人工物。
誰が何のために置いたのか・・・全てが謎に包まれています・・・。
で、実はここから盛大に迷いました。
1本目に見つけた魚網を探していたのですが、フラフラしていたら現在地がうっかり分からなくなってしました・・・。
のため、とりあえずろーぷに合流するまで陸と平行に動き、このロープを起点に立て直します。
せっかくロープまで来たので前回見た根を再訪。
スカシテンジクダイは相変わらずついています。
その周りにはウスゲショウハゼと思われるハゼとクサハゼ。
探せば意外と居るもので、2本目だけで4個体確認しました。
で、無事魚網まで来ました。
こいつはなんだ??
今回唯一の「チリメンウミウシ」。
完全ハゼモードでマクロは目もくれずでしたが、この子はのっそり歩いていたのですぐに気付きました。
で、ずーーーーっと泳ぐと、なんとも懐かしい景色。
パルプンテの正面ですね。
ということは、知っているエリアまで一通り泳いだことになります。
こちらに入ってくると今度は浅場にヒレナガネジリンボウやヤシャハゼが居るので、また違った環境になります。
2本目も「ダイダイマダラウミヘビ」。
この距離が限界でした・・・。
同じく一本目に見つけた「クロエリオオメワラスボ」は見つからず。
彼らは移動するのかな。
1本目に見たのもここの個体だったはず。
もう証拠程度にしか撮りませんが、ここのセンジュイソギンチャクはビーチでは一番大きいと思います。
これを越えるのは見たことありません。
ということで「安和の貝dなNO.3・4」でした!!
前回に引き続き、安和の知らないエリアを広く開拓。とりあえずパルプンテと繋がりました。そうなるとその隣の「ゆうなんぎ」や「石切」は既に知っているエリア。少しづつ海が広がって来ています。
今回は水深25mまで降りていきましたが、見たかった「リボンゴビー」は発見できず。別に情報があるわけではありませんが、是非とも自分で見つけたいと思っています。さらに奥に行って、30mぐらいまでエリアを広げてみようかな。横に広げた後は沖も広げていく作戦で。ただ、何もないと言って帰ってくるだけのダイビングになるので、行くにしてもバディを選ぶ挑戦になります。
そしてずーーーーーーーーっと謎だった「クロエリオオメワラスボ」の名前も遂に判明。ずっとチンアナゴの仲間だと思っていたのですが、まさかの別の魚種。そりゃ見つからないわけだな・・・。ワラスボってあんな感じで刺さっているんですね。想像していなかった姿なので驚きです。よく勉強になりました。
とは言え、名護湾はまだまだ広いですから。
引き続き広く海を見ていこうと思います~~。